会社のお金で、技術カンファレンスや研修に参加するもやもや。みんなどうしてるの?

最近、もやもやが多く書きました。
会社や個人や立場(役職)によって意見が違うと思うのですが、
ひとりで考えても答えがでないため、
コメントもらえると嬉しいです。
みなさん、どうしているのですか?


私が、所属していた、所属している、これから所属する組織をディスる意図はありません。
たんに、不安でもやもやという話です。
もやもやがおさまりません。だからこそ吐き出します。

追記:
いろんなひとがコメントをくれました。ありがとうございます!
ブコメへのリンクを載せておきます。
b.hatena.ne.jp

前提

私は、会社の費用でカンファレンスや研修に参加したことがほとんどありません。
(昔いた会社で過去一度だけある。当時は行きたかったわけでなく、えらい人に「xxさんに行ってもらうことなったから」と言われた経緯)
「認定スクラムマスター研修(CSM)」も自費で受けました。
ふりかえると2019年は、カンファレンスや研修に20~30万円くらい自費で参加しています。平日は有給休暇を使います。
ちゃんと計算はしてないので、金額はだいたいですが、我ながら頭おかしい。

2019年時点の私の年収は標準より低いくらいだと思います。ぎりぎりの生活です。
単に経済感覚ぶっ壊れているだけで、お財布事情に余裕はありません。お金はたまりません。むしろ減った。


「業務扱いで、会社の費用負担で参加してますー」ってひとうらやましい。覚悟がすごい。
私は、お金持ちではないので、自費負担ゼロで行けるなら行きたいよ!

(ひとつ感じたのは、私の中では趣味のひとつに近くなりつつある。
「旅行するのに自分でお金払う」感覚はあるのかもしれない)

自由でありたい。気負いたくない。ただ楽しみたい。

・無料カンファレンス
・有料カンファレンス
・海外カンファレンス
・研修・セミナー
・スポンサー
・登壇
など、費用感や日程でも違いそう

もやもやと不安

いくつかの会社を見てきましたが
「お金で出すよ!研修行ってきなよ!」と会社は言ってくれますよね。
でも、それには「責任」が伴うのでは?と不安でいっぱい。
そんなもやもやありませんか?私は「不安でしょうがないっ!」
プライベートで自費参加であれば、そんなことはありません。


寝坊して、遅刻できないんでしょ?
途中で帰れないんでしょ?
ちょっと休憩して、休もう寝ようってできないんでしょ?
写真とメモたくさんいるんでしょ?
もらったノベルティやグッズは会社のものなんでしょ?
ホントはだめなのに録音しろ・録画しろって言われるんでしょ?
牛尾さんがいってたみたいに、なんか超詳細なレポートかいて、興味がない人たちの前で発表するんでしょ?
(個人的には、昔いた会社で、家帰ったあとに睡眠時間を削って一週間くらい資料作った経験ある)
会社ブログに参加報告書かないといけないんでしょ?

行った後、独りで仕事にいかさないといけないんでしょ?
(チームで行って、そのあとみんなで、やってみよー!となる世界は素敵だと思うの)


会社からは費用負担に見合った成果や成長をしたかを評価とか査定とかされちゃうんでしょ?
申請書類とかレポートとか頑張って書かないといけないんでしょ?
できなければ、降格や減給やそれを理由に評価下がる(上がらない)んでしょ?
最悪「金返せ」になるんでしょ?
気軽に会社辞められなくなるんでしょ?


いい感じの写真を1~2枚くらい貼り付けて(写真取る派ではないので悩む)
感想を3行くらい書いて
よかった講演の資料のリンク1つ貼っておけば良くて、
あとは(半分くらいは)資料公開されるから、あとはそれ見ればわかるでしょ
くらいならできそう。
(プライベートの時間を使うか、仕事の時間を使うかの違いはありそう)


カンファレンスや研修に行った内容を共有するのが嫌なのではないんです。
ただ、たくさんの時間をかけるのはつらいし、忙しい時や疲れている時に「やらない」選択肢を持ちたい。気楽にやりたい。

興味ある人に、こういう話聞いて最高だったよ!◯◯っていうの聞いたから、ためしに一緒にやってみようよ!
楽しいから、今度一緒にいこうよー!

みたいなのは、普通にしたいし、仕事とかじゃないと思うの
でも、ノってくれる人、ほとんどいない説

下記は牛尾さんの引用

海外イベントに行った時の報告の違い
   一つの例を具体的に考えてみます。インターナショナルチームで、以前高額のDevOps Enterprise 2015というイベントに参加した時のことです。インターナショナルチームでも当然レポートとかはあるのですが、一般的に大変シンプルです。E-Mailで、Wordでいうと1-2ページ程度、大まかにポイントがまとまり、写真で雰囲気がわかればオッケー的な感じです。ですので、これを作るのはそんなに時間がかかりません。2-3時間ぐらいでしょうか?


 一方日本側として、海外のイベントに参加した時の報告は、プレゼンを作って、そのプレゼンをみんなで見れるように報告会があり、それが録画されます。これはとてもいいことなのですが、報告する人からすると、最低1日はがっつり準備が必要になってくるでしょう。見るほうも1日のイベントになります。


ちなみに、私が初めてインターナショナルチーム向けにレポートを書いたときに、がっつりとした日本式のものを書いて提出した事がありました。それは没になりました。というのも、彼らによると「読むのに時間がかかるからシンプルなのを」とのことでした。

simplearchitect.hatenablog.com

こういうイメージしかない(偏見)。

他の方の意見

もやもやしていたら、他の方から意見を教えてもらったり、勝手に見たりする機会を得ました。
※センシティブな内容だと感じるため、できるだけわざと改変してぼかして書きます。フィクションもあります。
※だめだったら教えて下さい。消します。

  • いろいろ面倒だから、50万くらい自費で払って、海外カンファレンス行ってる。
  • 仕事に活かすこと、と言われる
  • 部署や上司で違う。上司がカンファレンスや勉強会に行く人がいれば二つ返事。そうでなければ、断固拒否の場合も。
  • 会社がカンファレンス参加に費用負担するという、当たり前になりつつある世界を作りたい
  • 気にしすぎ。簡単なレポートだすか、フィードバック会を軽くやればいい
  • 会社から信頼されているかどうか
  • 海外カンファレンスに参加する費用捻出のために、家賃安い(3万円くらい)のところに住んでいる
  • 会社の予算取り
  • 研修やカンファレンスで成長効果がなかったら?
    • 数十万で効果がないことがわかるなら、安い
  • コミュニティが支援して費用を負担する。コミュニティでの活動を広げてほしいから。
  • 会社から、名刺交換してきてねと言われる
  • 参加したいことを普段から強いモチベーションで表明しておくとお金出してくれたり。参加後の報告会(数分)はあり。
  • 厳格な手続きは無くて、良い意味で緩い印象。結果として仕事で返したいと自然に思える。
  • 国内は費用もそんなにかからないから、うるさく言わない。海外は参加レポートを書いてもらう。(合同でも可)
  • 海外に行くことで、最新の情報がわかり、知り合いが増え、空気感もわかり、しかもモチベーションが上がるのなら、数十万の投資は安い。
  • 参加レポートの形式は自由。基本的に資料はアップロードされるため、資料に書いてない質問の内容、会場の反応、所感を書いてもらう。それを全エンジニアが集まるMTGで発表してもらう。分量は大体10分ぐらいで読める量。そういう場合もあるし、社内ドキュメント共有ツールに投稿するのがほとんど。
  • ある程度業務に関連「しそう」であれば「これ行きますー」でほぼオッケー。後はチーム内で調整してねぐらい。
  • 明らかにスキルとカンファレンスのレベルがあっていないと「まだ早いよー」となるらしいが、聞いたことはない。
  • どこにお金を使うかは難しいが、組織にとって良いことには躊躇せず使っていきたい
  • レポートは書いても書かなくても良い。実務で活きればそれで良い。
  • 海外のカンファレンスは対象外だが、国内ならどうぞどうぞ。会社の社内だけだと、気付きや観点に限界が出てくるため、出来る限り外の世界をたくさん見せてあげたい
  • そもそも福利厚生のうち