今の私ができる私なりのファシリテーションをした話

メリクリ🎄です。
本記事はファシリテーター Advent Calendar 2023の25日目の記事です。
adventar.org

先日とある発表をしたのですが、
ここ数年の私の集大成というか、今の私ができる私なりのファシリテーションだったなと感じるものでした。
時間が経ってしまったのですが、当時を振り返って書いてみます。ネタばらし的な感じになるかもしれません。

あくまで私視点からするとファシリテーションの感覚であって、
他の方から見たら、実はファシリテーションではないかもしれません。
文章量に差があるのは、記憶と記録の差があるからです。

ファシリテーションの方向性

後付け。事前に言語化できていたわけではない。

目的

「同じ場所に集まり、密度の濃い会話をし、共に歩む仲間とつながる」

イベントの趣旨やAkiさんのキーノートを受けて、さらに促進することを目的にする。

対象

道内・道外の参加者がそれぞれいる、初参加者もいる。

イベントの性質上、講演を聞くというよりは、
参加者同士でコミュニケーション、交流する目的や意欲が参加者にあると仮定。

タイミング

  • キーノートとOSTが終わった後の夕食前のタイミング
  • OSTを通して、参加者同士が話すことが行われ、場が温まっているだろう状況
  • スポンサーセッションの一番手

内容

15分の発表枠

目指す状態

「知らない人と話す」が発生しやすい状態。
別の角度では「コミュニケーションを取りたいんだけど、知り合いがいなくて、他の参加者とあまり話さずぼっちで帰る」の発生確率を下げること。
土を耕す。

構成

前・中・後の三部構成。
・前編で発表の場作りをし
・中編で自分のエピソードを話し
・後編でまとめ
みたいなイメージ

はじまる前

やったこと
  • 資料準備
  • はやく寝る
  • 満たす&高める
  • はやめに到着
    • 場所の確認
    • 接続・映像の確認
  • 参加者に挨拶
  • キーノート中にセッション内容に反映
  • OSTでテーマ出し&仕上げ
  • 直前
ねらい
  • 私の心と体のコンディションを最高にする。
  • 私自身が場に馴染む。
  • 事前に準備できることは準備する。
    • ぎりぎりまで内容が決まってなかったので。
  • 「今の状態」をできるだけセッションに反映する
やってみて

資料準備。
Mackeynoteを使うの初めてだったので、スライドマスタを用意しました。
何を話すかのエピソードをいくつか選んだり、スクショを用意しました。
入りきらなくて、当日入れられなかったものもありました。
普段なら、(何を話すか忘れるから)文字いっぱいのスライドにするのですが、
今回の形式だとそれは準備できないので、
私にしては珍しい紙芝居っぽい形式のスライドになりました。
当日までどうなるかわからない恐怖とどきどきとちょっとわくわくがありました。
前日にTAKAKING22さんが当日参加するっぽいことを認知したので、TAKAKING22のエピソードを軸に構成しようと決めました。

はやく寝る。
前日に札幌のホテルで資料を準備していたのですが、全然終わらなくて、朝方まで準備することも考えました。
でも、脳内haradakiroさんに「ねろ」と言われたので、寝ることにしました。

満たす&高める。
会場に向かいながら、過去の思い出を思い出しながら、過去のことを思い出しつつ、気持ちを高めました。
発表のことで、自分を満たす。いっぱいにする。どうなるかわからないからこそ、満たしておく。
ずーっとずーっとそのことを考える。でも本番は手放す、むずかしいなぁ。

はやめに到着。
早めに着きました。とてもラッキーでした。やまつよさんに感謝!
会場が広くて驚きました。これは想像できない。
場所の確認や接続・映像の確認が終わったあとは、
前編、中編、後編でなんとなく流れを考えながらスライドの準備と
自分の中の記憶と気持ちを高めていました。
だいたいこんな感じにしてみようとと見えても来ていました。
前日まではそのつもりはなかったけど、昔の資料使えそうだなーと思って引っ張ってきたり。

場所の確認。
早めについて、人が少なかったので、
会場を見渡したり、ぐるぐる回ったり、会場の雰囲気や状況を確認しつつ、
会場に自分をなじませました。
ビンゴをみて「これだ!」と思って、丸を付ける前に写真を取っておきました。

接続・映像の確認。
PCの接続確認と見え方の確認をしました。
一部見えづらい部分があったので、スライドマスタで色や文字の大きさを変更しました。
拡張ディスプレイの設定をして、
スライドポインタでのスライド送りの確認して、会場の席くらい離れてもポインタ使えることを確認しました。*1

参加者に挨拶。
参加者がぞくぞくと到着しました。
とにかく挨拶して「こんにちはー」と知っている人には、声をかけに行き、
知らない人には軽く会釈しつつ「こんにちはー」と挨拶していました
「話しかける」はこの時から始まっていたと自分で思う程度には、ファシリテーションの一部として行動していたと思います。
また、私が知っている方がどれくらいいるかなどを見て、半分もいないくらいかなと思っていました。

キーノート中にセッション内容に反映。
端っこの席で、オープニングやキーノートを味わいながら、自分のセッションに反映していきました。
Akiさんの話を聞く中で、方向性が変わりました。
最初は「みんなで話しましょう」「交流しましょう」等のようにメッセージを最後に置く構成にするつもりでした。*2
ああ、でも、そうじゃないなと思って、「個人的な話」に変更しました。
「話しかけられる」と「話しかける」を今日の目標として話すことしました。
しかし、味わうことに全力になれなかったのが残念です。ながら食べしてた感覚。

OSTでテーマ出し&仕上げ。
OSTではどうするか決めていませんでした。私は、今までにOSTでテーマを出したことがありません。
Akiさんのキーノート中に宇宙の声を聞いて、OSTテーマで「自己紹介」をやろうとしました。
izumii19さんも似たテーマだったので、びっくり&安心しつつ、初めてのOSTテーマ出し&トップバッターでした。
これはファシリテーションに私が動かされていた感じがしています。
OST中は、雰囲気を味わいながら、セッション内容やスライドに反映したいことを取り込んだりしていました。
通し練習をできていない上に、ボリューム的にも時間を超える可能性があったので、izumii19さんに時間来たら止めてほしいというお願いをしたりしました。
OSTにがっつり参加したり、発表練習をしたほうが良かったかもという後悔があります。

直前。
15分前くらいになって、遅刻した緊張がようやくやってきました。
準備できたという安心感で気が抜けて、本番が近づいてきたからかもですが、明らかに緊張しているなと自分で自覚するレベルでした。
緊張をほぐすために、izumii19さんに、ちょっと話させてもらったりしてました。

前編

発表としては、最初のつかみの部分ではあるのですが、私の中で一番重要な部分でした。
ここで終わってもいいくらいにここが大切。

やったこと
  • スポンサーセッション枠の開始と自己紹介
  • 立ってもらう
  • 手挙げアンケート
ねらい
  • OSTが終わり盛り上がっている状態の参加者に対して、話を聞くモードに変わってもらう(場の温め)
    • 既に温まっていて、ほかほかな状態をどれだけ保温できるか、気持ちの切り替えを促せるか
  • 参加者が一度立ち止まり、自分以外の他の参加者に目を向ける
    • 自分以外の参加者を知り、どういう人がいるのか、話したことがない人がいるのか、話したい人がいるのかを確認する
  • 私自身が場に立つ
発表中

スポンサーセッション枠の開始と自己紹介。
時間に不安があり、途中で終わる可能性もあったので、まずはそのことを参加者に伝えました。
転職報告をしつつ、自己紹介。

立ってもらう。
参加者にその場で立ってもらい、
周りを見てもらったあとに、私の師匠であるDiscoveryCoachさんの技を借りて「参加者同士で目を合わせてもらう」をしました。
視野の中に他の参加者全体を入れて、認識してもらうことがねらいでした。
次に行う手挙げアンケートへの布石でもありました。

手挙げアンケート。
ビンゴに「半分以上の人と話した」「初対面の人と会話した」があったので、
そこから他の参加者との繋がりとそれぞれの現在地点の確認をしてもらうことを目指しました
初対面、話したことがない等の自分との関係性を確認して、他の参加者ひとりひとりの存在を認知することを目指しました。

やってみて

スポンサーセッション枠の開始と自己紹介。
つかみはOK...だったか?

立ってもらう。
スライドに「立ってもらう」とおいたのは、わかりやすかった?と思うけど、どうなんだろう?
私にしては、参加者の反応を見ながらできたと思う
特に、最前列のAkiさんのリアクションが個人的にありがたくて、
立ってもらう時にAkiさんが隣の方に立つことを促していたり、
よくわからないという反応をくれたので、その場説明を付け加えたりできました。
そして、DiscoveryCoachさんのすごさと私の未熟さを実感しました。うまくなりてぇ。

手挙げアンケート。
アンケート自体は、オープニングやキーノートでも実施されていたので、全く同じにならないように調整した。
「話してみたい人がいる」があったも良かったも?
もう少し周りを見ることを促せると良かった気がする。私の伝え方がわかりにくかったと思った。

中編

発表としてはメインではあるけど、ファシリテーションとしては添え物かもしれない。

やったこと
  • エピソードの紹介
  • 私と他の参加者の関わり合い
ねらい
  • 参加者同士の共有認識をつくる
    • 「話しかける」「話しかけられる」
    • 「線を踏み越える話」
  • 私自身の他者との関わりに対する嬉しさを表現
    • 私がやりたかっただけ。ファシリテーションとして捉えた時に逆効果も含んでいたと感じています。
ファシリテーションをやってみて

エピソードの紹介。
私の中に満たしたものから出てきたことを話しました。
「わかるっていう人ー?」と手を挙げてもらったりして、笑い声やリアクションを確かめながら進めました。
知ってる人の声が聞こえるの安心する。

私自身の他者との関わりに対する嬉しさを表現。
私自身の他者との関わりを軸に置きたかったので、
特にその場にいる方とは、名前を出させてもらったり、顔を見たりしながら、関わりながら話すことにしました。
コミュニティから受け取ったものでできた発表内容です。
一方で、私を知らない人には「お前だれやねん」が拭えなかった気がしていて、
特に、知り合いへの関わりを通して内輪感が出て、逆効果だったのでは?と思いました。
更に、ウケ狙いでやりすぎた&伝わりにくいと感じる部分がいくつかありました。ほどほどにしようね私。

後編

まとめ部分でありながら、おまけ部分かもしれません。

やったこと
  • まとめ
  • 拍手の練習
ねらい
  • 自分から話しかけやすくなる
  • 相手から話しかけられることを受け入れやすくなる
  • 一番手として、次に繋げる
やってみて

まとめ。
練習不足で全然うまく話せませんでした。
まとめなのにまとまってなかった。

今日の目標。
これは当日にキーノートを聞きながら作成した部分です。
最初は「コミュニケーションしていきましょう!みなさん、どんどん話しましょう!」のような方向性考えていたのですが、取りやめました。
あくまで、私個人の目標として、お話することとしました。
それが結果的に、お願い型のファシリテーションから設え型のファシリテーションになったかもしれないと、発表後に思いました。
うれしい偶然でした。

拍手の練習。
ボツネタのひとつ。
予定にはなかったのですが、
時間が余っていると勘違いして、「ああ、じゃああれやりたいな」と思って、その場で実施しました。
説明うまくできなかったし、蛇足だったかもなぁ。

やってみて

「効果を観測できなかった」というのが感想です。

発表後、感想を言ってもらえたり、私に話しかけてくれる方は多く嬉しかったのです。
副次効果として「今日の目標」のおかげで、私自身が話しかけやすくもなりました。話のネタにもなりました。

しかし、ファシリテーションとしての効果を振り返った場合、目的を達成できたのかが判断がつきませんでした。

元々がイベント自体やキーノートの方向性に対する追加要素的な位置づけであることもあり、
何にどう効果があったのか、強化と弱化どちらに働いたのかも観測や判断が難しいというのをあとから気付きました。

体力や発表技術のような基本的な能力の足りなさも実感しました。

まだまだだね私。

感謝を

ということで、今の私ができる私なりのファシリテーションをした話でした。

DiscoveryCoachさんと utsumitさんの2人から学んだことで作り上げたファシリテーションでした。
私はまだまだ未熟ですが、本当にありがとうございます。

メリークリスマス!

*1:本番ではうまくいかなかった・・・

*2:プレゼンってそういうものだよね?と思ってた

Scrum Fest Niseko 2023 でスポンサーセッションをしました #scrumniseko

本記事はAgile and DevOps Transformation Stories in Wingarc1st Advent Calendar 2023の12日目の記事です。
11日目は、けんさんの「今年のアウトプットをふりかえる」でした。お仕事と育児とアウトプットを両立されていて、私も頑張らないと!と思いました。部署は違いますが、一緒にお仕事してみたい方。
adventar.org
medium.com


Scrum Fest Niseko 2023

2023年11月2日~3日に開催されましたScrum Fest Niseko 2023に参加しました。

ウイングアーク1stとしてスポンサーセッションをさせて頂いたのですが、
それが私にとっては一大イベント過ぎたので、そのことについての個人的なふりかえりです。

イベントの様子は、他の参加者の方の参加ブログをどうぞ!
aki-m.hatenadiary.com
dev.classmethod.jp
note.com
note.com

経緯

Akiさんのキーノートが気になる!と社内で呟いていたら、
スポンサーの参加枠があったり、予定が合う方が他にいなかったりで、幸運なことに参加できることになりました。

そして、スポンサーには、スポンサーセッションの時間が設けられています。
ウイングアーク1stからの参加は、私の他にはもう1名、坂口さんがいました。
坂口さんは、実行委員の立場もあり忙しそうだったので、
私がするほうがいいんだろうな、と思っていました。

そして、それ以上にやりたいと、私自身が感じていたんだろうなと振り返ってみて、思います。
スクラムフェス札幌を中心としたこれまでのアジャイル札幌との関わりとの積み重ねの中で、
アジャイル札幌の皆さんに貢献したい想いが私の中にありました。

タイミングやいろんなことが重なって、私がスポンサーセッションをすることになりました。

することになったんだけれど

スポンサーセッションを実施するに辺り、上司に確認したところ、
セッション内容は、宣伝でなくても大丈夫で私に任せてもらえる、ということでした。本当に感謝です。

そこまでは良かったのですが、
一週間前の時点でテーマが決まっていませんでした。

イベントを盛り上げる何かをしたいとは思っていたものの、
キーノートとOSTが終わった後の夕食前のタイミングで、15分という時間の中で、
いくつかネタを考えたものの、どれもしっくりこなくて「何したらいいんだぁーーー???」と頭を抱えて、ぐるぐると思考のループに陥っていました。

同じ場所に集まり、密度の濃い会話をし、共に歩む仲間とつながる

どうしようもなくなった私は、
開催4日前に、実行委員のいづさんに相談しました。
直前のお忙しい中、相談にのって頂いて本当にありがとうございました。

そこで、イベントの趣旨やどういった会にしたいか、キーノートの方向性などをお聞きしました。

「同じ場所に集まり、密度の濃い会話をし、共に歩む仲間とつながる」

道内・道外の参加者、初参加者がいる中で、
人の人とが関わる、コミュニケーションを促進する――
そんな何かを私なりに表現するならこうかなと思って、個人的な昔話をテーマにすることにしました。

キーメッセージが決まらない

個人的なお話をしようとテーマを決めて、セッションの内容を考えました。
しかし、思い出話やこのエピソードを話したいと思うものはあるけれど、全くまとまりませんでした。
このセッションは、何を伝えたいんだ?状態。

プレゼンテーションでは、伝えたいことやキーメッセージを中心にしよう!みたいなお作法があると思うのですが、
それに当たるものが、私の中からうまく出てきませんでした。

2日前。
キーメッセージにだどり着くことを諦めました。

スポンサーセッションは、キーノートとOSTの後に行うのですが、
キーノートの内容と無関係にキーメッセージを用意することは、私には難しそうだと思いました。

一方で、Akiさんのキーノートにきっと「何か」があると感じる私もいました。
(思いつかないから、言い聞かせてただけかもだけど)

キーメッセージは、Akiさんのキーノートを聞いてから決めよう。
そう思って、それに合わせて準備をしました。
当日の会場に着くまでの移動中も、着いてからもぎりぎりまで準備していました。

キーノート

Akiさんのキーノートを聞きながら、
セッション構成を考えたり、資料を作ったり、受け取ったものを反映していきました。

私は「コミュニケーションしていきましょう!みなさん、どんどん話しましょう!」みたいな方向性を考えていたのですが、
キーノートを聞きながら、それはなんだか違うなと感じました。
キーメッセージがどうだという感じでもなさそうだなって。

その結果、スポンサーセッションでは、
キーメッセージも何もない、ただ非常に個人的な所信表明(?)をするという
振り返ってみても謎の内容になりました。

そして、本番

緊張していて、ぐだぐだ噛み噛みだったり、
プレゼンテーションとしてみると、反省点が多く、練習不足も感じました。
それでも、発表後、前向きな感想を頂いたり、「勇気をもらえた」みたいなお声を頂いたりして、
一定の何かは提供できたのかなとほっと自分がいました。
聞いて頂いた方、ありがとうございました。

あまり公開する/したい内容ではないなぁと思って
資料を公開するか迷ったのですが、
まぁ記念にと思って置いておきます。やっぱりあとで非公開にするかもしれません。

スポンサーセッション

スポンサーセッションの順番が、最初が私で、最後がaki.m さんでした。
偶然ですが、個人的にはそこには縁を感じるものがありました。
また内容面でも、スポンサーセッションの1時間全体として、ぐるっと繋がったような感覚を私は感じました。

aki-m.hatenadiary.com

あと、セッション時間は0分でもよかったと知りました。
タイムボックスを使い切ることを考えていた私はまだまだでした。

Special Thanks(順不同)

今回のセッションは、コミュニティから受け取ったものでできています。

@viva_tweet_x


@izumii19
@spring_aki
@caori_t
@bonbon_0605
@kawaguti
@tark_ann
@TAKAKING22
@inayamafumitaka
@sato_ryu
@xpjug


@DiscoveryCoach
@utsumit

おわってみて

ということで、私のスポンサーセッションのふりかえりでした。

発表することにエネルギーを費やしたため、発表前も発表後も、他のことを楽しむ余裕が少なくなっていたのが心残りです。
もっと楽しみたかったという気持ちはありますが、
それも含めていい経験が個人的にできたと感じています。ありがとうございました。
スポンサーセッションなのに、私に自由に任せてくれた会社にも感謝しています。

Thank you for Scrum Fest Niseko 2023!!


Next

明日13日目は、私が今後の活躍を楽しみにしている神田さんです!マジリスペクト!楽しみ!
adventar.org

スクラムフェス新潟2023でした #scrumniigata

スクラムフェス新潟2023でした。ご参加頂いた皆さん、関係者の皆さんありがとうございました。

私は、受付周りを主に担当していたました。
昨年の私のことを改めて振り返ると、じゅんぺーさんがやりたいことをお手伝いするくらいのスタンスだったと思うのですが、
今年は、私がやりたいことも一緒にやらせてもらう感覚でした。

フェスが終わった後には、イベントのハッシュタグやブログ記事等を見て、ニヤニヤしている私がそこにいました。それは去年との大きな違い。
月並みですが、お客様の笑顔みたいなものは、私にとってうれしいことで、これは最近は味わえていなかったものだなぁと思いました。
誰かの何かにつながっていると、いいな。

今年は、2回目でした。新しいことにもチャレンジしながらも、まだまだ余白があるように感じているし、もっとよくしたい部分もあります。
個人的には、次は、現地のワークショップをできるようにしたい気持ちが湧いています。

来年は、私自身含めてどうなるかは何も決まっていませんが、
またよろしくお願いします。

思い出

#RSGT2023 をもっと楽しむために知っておくといいこと!

スクラムギャザリング&スクラムフェス Advent Calendar 2022の19日目の記事です。

私は、RSGT2018から毎年参加しています。
その経験から、これを知っておくとRSGTをもっと楽しめそう!と思うことをご紹介します。

講演(セッション)は後日に動画公開予定

2023/01/11-2023/01/13に開催予定のRegional Scrum Gathering Tokyo 2023では、キーノートを始めとする多くの講演がスケジュールされています。
最近のRSGTは、講演(セッション)が後日に動画公開される予定です。
当日に講演を聞くことの優先順を少し下げやすくなったので、例えば、あとで紹介するコーチズクリニックに参加しやすくなるかもしれません。

前日の「知り合いを増やす会」

開催日の前日の2023/01/10にオンラインで(Discord + Zoom)で「知り合いを増やす会」があります。
genius.hateblo.jp

個人的な体験として、知り合いが増えてからのRSGTが別物のように楽しくなったので、お節介ながら、どんどん皆さんにも知り合いを増やして欲しいと思って開催する会になります。

私は、RSGTに限らずコミュニティやカンファレンスなどに参加してもうまく輪の中に入れず寂しい気持ちになることがこれまでに何度もありました。誰が悪いわけでもなく、ただ入っていけない自分の不甲斐なさとも相まって参加するのをやめてしまう、ということもありました。

RSGTでも参加し始めた当初はネットワーキングパーティがあっても誰と話せば良いのか分からず、うろうろして終わるといった状態で、何となく虚しくて参加するのを止めたこともあったのですが、知り合いが増えてから参加したRSGTでは色んな人と話すことができたのがすごく楽しくて、「ああ、これがギャザリングか」と感じたことを覚えています。

私自身の個人的な体験としても、知り合いが増えてからRSGTが楽しくなりました。
前日に知り合いを増やしてから、当日にちょっとしたオフ会のように人と出会えると、より楽しめるかもしれません。
そして、知り合いが更に知り合いを紹介していくと、つながりが広がっていくんじゃないかと思っています。

RSGTの歩き方

kyon-mm.hatenablog.com

4年前の記事なので、今とは会場の場所が違ったりはしているのですが、
今でも良い内容だと私は思っているので紹介します。

特に、誰かに話しかけたい時に何を話すといいか、とても参考になります。
個人的にはこの記事を読んでスピーカーの方に話しかけてもいいんだな、と思えることができました。

1日ずっとすわって聞いているとそれだけで疲れます。できるだけダラっとする時間をとりましょう。 ホワイエにでたら、(まだ講演していないスピーカーも含めて)なんにんかのスピーカーがだいたいいます。気になるスピーカーがいたら、積極的に声をかけましょう。


1. 次にどのセッション聞くか決めているんですか?
2. (決まっていないといわれたら) 今回の講演をしようとおもったキッカケってなになんですか?
3. (決まっているといわれたら) その講演のどのへんが気になるんですか?


スピーカーは話したがりの人がおおいので、声さえかければ、勝手に話してくれます。楽ですね。

コーチズクリニック活用のススメ

RSGTでは「コーチズクリニック」という経験豊富なコーチに無料でサポートを受ける場が提供されています。
相談内容がある方や相談はないけどちょっと話してみたいという方でも、気軽に参加できる場なので、
少しでも気になる方は、コーチズクリニックに是非参加してみてください。

他の人の楽しみ方

他の人を楽しみ方を知ると、その中から自分にあった楽しみ方が見つかるかもしれません。
martin-lover-se.hatenablog.com
www.yohhatu.com
sasakendayo.hatenablog.com
note.com
オンラインと現地を繋いだり、Fun!Done!Learn!のボードを用意する人も!

おわり

まだまだ他にもありますが、時間が足りないのでここまでリリースします!
みんなでRSGT2023を楽しみましょう~!

スクラムフェス札幌2022で受付をしました #scrumsapporo

スクラムフェス札幌2022で受付を担当をしました。
いわゆる当日スタッフです。

参加者のみなさんには、検温消毒や(入場証代わりの)ネックストラップの着用にご協力頂き、誠にありがとうございました。

どうしてやったか?

スクラムフェス新潟で一緒に実行員をした@izumii19から、
「受付周りをお願いしたい」 と言われたので「ぜひー」と言って、受付をすることになりました。
私は、スクラムフェス新潟で当日の受付を担当していたので、その経験を評価(?)してもらったのだと思います。


他にも、私の中に何かあるかなと改めて考えると、いくつか貢献したい理由が私の中にありました。

  • 札幌(という土地)に個人的に少し縁がある。
  • アジャイル札幌のみなさんの熱や想いをいろんな機会に感じていた。
  • 現地開催の今年こそはプロポーザルを提出するぞ!と意気込んで迷走しまくった結果、提出したのに自分でクローズしたのを後悔していた。

なにをしたか?

ツール類や受付方法は、スクラムフェス新潟と同じ方式だったので、
事前に準備が必要なことをだけ確認して、あとは当日にその場で合わせることにしました。

現地に行ってみると、
現地のスタッフが優秀すぎたので、めちゃくちゃ楽でした。
あとは、受付付近にいて、その場で何か起きたら何かするくらいでした。

スクラムフェス札幌は、現地開催は初めてで、スタッフの人数も多くはありませんでした。
コアスタッフであるアジャイル札幌のみなさんが他のことに集中できるように
認知負荷を下げられていたなら、うまくできたのかなと思います。

DIY Done

ネットワーキングパーティの場を借りて、やまもとさんと一緒に@matsukurouの誕生日のお祝いをDIYしました。自己満足です。

計画していたわけではなく、その場の思いつきでした。
お祝いしたかったのでしました。
喜んでくれていたらいいな。

でも、参加者の皆さんに対して、唐突感や内輪感が出てしまっていたと思います。
トークも下手くそでした。上手い人にお願いすればよかった。

宣伝:@matsukurouが実行委員のスクラムフェス福岡2023は2022年3月に開催予定です!

ぎゃざった

オンラインでは知ってるけど、オフラインで会うのは「はじめまして!」な方と何人もお会いすることができました。
特に@snoozer05@kappa4に感謝を言えました。ようやく言えた。
おとながこどもに学べることは多い。
他にもたくさん!

価値観が変わった

せっかくなので、北海道グルメの話。
🍣を食べました。おいしかったです。
私は、貝類や内臓系が苦手なのですが、ホタテや白子がおいしくておいしくて、感動しました。価値観が強制アップデートしました。
他にもいろいろおいしかったです。

ありがとうございました!!

書き尽くせないことがたくさんありましたが、一旦これだけ。

アジャイル札幌のみなさんのホスピタリティや会場の熱量や参加者の盛り上がりや想いを感じた数日間でした!
ありがとうございました!!

したっけー。


*1

*1:各地のパワーを少しずつもらって受付をしました

試験とか認定とか

試験や認定みたいなものを受験することはあるのだけれど、いつも忘れてしまうのでメモ。
「資格はただの飾りですよ」という言葉は、いつも心の中に留めている。

2023年4月時点

今後、頑張りたいもの

  • ISTQB(JSTQB) ALTTA
  • Certified Agile Leadership (CAL2)

スクラムフェス新潟2022でした #scrumniigata


スクラムフェス新潟2022に参加しました。
www.scrumfestniigata.org
私は実行委員という立場の参加で関わりました。当日はだいたい受付の人でした。

私はほとんどセッションに参加しておらず、キーノートの内容もわからない状態です。それでも、謎の高揚感を感じる私がいました。フェスの熱気が伝搬したのかもしれません。
これがじゅんぺーさんが見たかった景色の一端なのかな。
私が実行委員長のじゅんぺーさんに(一方的に)出会ったのは、Agile Testing Nightだったと記憶しています。
Agile Testing Days2019の話をしていて、その時から何か惹かれるものがあったのかもしれませんしれません。いや、これは大袈裟かも。

とにかく、やりたいって言ってやってみせて、じゅんぺーさん、あんたすげーよ。
wingarc1st-spqi.connpass.com
イベントを運営する側の視点としては、私が主に関わった受付周り含め改善したい点はたくさん思い浮かびます。オンサイトってたいへん。ハイブリットむずかしい。
でも、そういうことを差し引いても、圧倒的にプラスだったんじゃないかと感じました。
会全体として本当にそうであったかは、参加者がどう感じたかだと思うので私にはわからないのですが、多くの参加者が楽しんでくれていればいいなと思います。
もうちょっと参加者の顔を見ておけばよかった。帰り際の参加者は笑顔だっただろうか?

きっかけはなんだったかよくわからないのですが、
アジャイルとテストのコミュティを繋げたいと、数年前から私は思っていました。
新潟でというのは全く想像していなかったけれど、そういうひとつの機会に携われたことを光栄に思います。

いわゆる開発とかインフラとかそういう人達とも次は広がっていければなーと思っています。


さいごに。
ベルギーから来てくれたダニエルをはじめ感謝をおくりたい人はたくさんいるのですが、私個人からだとするなら、新潟の二人と葛飾の一人に。

霜村さん、ありがとう。霜村さんが受け付けを手伝ってくれたおかげで、私は他に目を配る余裕ができました。
スズキさん、ありがとう。NIINOという素敵な場所でイベントを行うため必要なことをスズキさんが文字通り走りまわってやってくれていたと思います。
おおひらさん、ありがとう。オンライン盛り上げの功労者は間違いなくおおひらさんだと思います。


いろいろなことを次につなげたいなー。