指導者ではないからこそ、私が心に留めておきたいこと

エンジニア育成勉強会で話すネタ案を考えたけど、まとまらなかったことを書きます。
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私の大好きな漫画「さよなら私のクラマー」のことを書きます。
漫画のコマを紹介しつつ、「育成」っぽいテーマで、感想や刺激を受けたことを書きます。

極端な話、私のことはどうでもいいから、漫画を読んでくれたらうれしいです。

さよなら私のクラマー」は

高校の女子サッカーをテーマにした漫画です。
タイトルの「クラマー」は人の名前。
サッカーの指導者のデットマール・クラマーさんの名前に由来。
「日本サッカーの父」と称された方*1だそうです。
本作では、選手だけではなく、サッカーの指導者(監督やコーチ)にも焦点があたっています。

本作にあやかって、本記事でも「指導者」と称しますが、
先輩や上司が後輩や部下にOJTで教えるみたいなものだと仮定して、書きます。

だいじなことは最初に

さよなら私のクラマー(全14巻)を読んでね!!

環境のせいで死んでいく才能

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「この人は才能あるのに」「すごい人だ」と思っても
環境のせいでうまく能力を発揮できなくて、活躍できていないという人達をみたことがある。
もし違う環境であったら、もっと成長して活躍できたんじゃないか?と。

その環境をつくっているのは誰か?
会社、本人、色々と構成要素はあるだろう。
もちろんすべてではないけれど、指導者の影響は大きいと私は思う。

OJTにおいての指導者とは誰か?
それはつまり、上司や先輩、メンター。

つまり、過去の私もその一人だ。
他人の人生に影響を与える立場にある。それはとても怖い。

それはとても怖い

私は、他人の人生をベットして育成ゲームをしているのだろうか?

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人材を育てるのが指導者。腐らせるのも指導者。
そういう立場であることの自覚や覚悟が私にあるか?

プライドやおごりなど捨てろ

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OJTで部下や後輩を教える立場にあるということは、
何らかの成果を上げている場合が多いんだと思う。

ある意味での成功者である人物がプライドやおごりを捨てて、
自分の培ったもの全てを出し惜しみせずに与える覚悟を持てるだろうか?

ダイヤか石コロか

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指導者の責任は重大。

「いやー、そんなこと言われてもOJTで仕事の片手間で教えているだけで、私は教育が本業ではないんですよ」

うん、そう思う。私もそうです。
でも、そんなことはメンティには関係なくて、原石を輝かすことができるか。その影響が大きい立場にいることは変わりない。

100%全力を注がない。そういう判断をしてもいいと思うし、私はすると思う。その選択をするのは私、影響を受けるのは相手。
だからこそ、私は私の責任と向かい合っていきたい。

だって、OJTなんて上司ガチャじゃん?

必要なものは最前線にいる人間が選択すべき

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自分のやり方か、相手にあったやり方か。
結果を出してる自分のやり方を捨てられるか?

必要なものを最前線にいるプレーヤーが選択・判断できるように、したい。

楽しんで出来てる?

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楽しんで出来る環境を作れているだろうか?
楽しんで出来る状況を生み出せているだろうか?
楽しんで出来ているだろうか?

最高なパフォーマンスを出せているだろうか?

いろんな人がいて、そいつに合った目的、やり方、選択がある

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こうしたほうがいい
ああすべきだ

それは、そいつに合った目的、やり方、選択か?

その未来をダメにするのは

組織や業界にとって「未来」を担うのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らが「未来」だ

その未来をダメにするのは

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この先、私が指導者になるかはわからないし、
指導者になったときどういうスタンスで向かうかはわからない

専業の指導者ではないし、私は私の人生を優先すると思う

だからこそ、心に留めておきたい

まとめ

さよなら私のクラマーはサッカー漫画です!
さよなら私のクラマー(全14巻)を読んでね!!
前日譚のさよならフットボール(全2巻)も読んでね!!

それが指揮官の仕事だぜ

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