心理的安全性が高いとできること

  • 問題をカジュアルに共有できる
  • 萎縮せずに発言できる
  • 健全な議論ができる
  • ネガティブフィードバックができる
  • 気軽に質問できる
  • 失敗を前提に挑戦できる
  • 都合が悪いことを隠さない
  • チームに背中を預けられる
  • 反論、反対意見を健全に言える
  • 「俺はそうは思わない」を言える
  • 「わからない」を言える
  • 冗談を言える

これらをできるように「言える化」することが、心理的安全性を高くすること。

まずは個人から、そして、チームに拡げていきたい。

最強最弱のスクラム

『最強最弱のスクラム』とはスクラムをやらないこと

って、言ってみたかっただけ。

最近、周りでスクラムスクラム言っている人が増えたんだけど、
表面上スクラムのセレモニーと同じ名前の儀式をやっているだけだよね?
と思うことも少なくなくない。

スクラム開発してます。けど、ふりかえりやってません。
なんてことも聞いたなー。

うまく行っているならそれでいいんだけど、うまく行ってないなら
スクラム云々をまず忘れたほうがいいんじゃないかな、と思うことがある。
それ、スクラム関係なくない?と思うこともある。

スクラムは改善のための見える化状況把握フレームワークだから、フレームワークを使ってどう実装するかが大切。
見える化を促進してくれて、問題が見えやすくなるけど、問題を解決してくれるわけではない。

スクラムという言葉に囚われずに、現場の改善目指すほうがいいんじゃないかな。

私はスクラムをやらない。そう自分に言い聞かせてる。
スクラムという言葉を使わないようにしたい。
そういう自分自身がスクラム囚われているなーとは思う。

だって、スクラムやりたいんだよなー

『クラウドはセキュリティが不安』と私が思うのは、フールプルーフではないからかもしれない

クラウドはセキュリティが不安

というと

クラウドを推奨する人からは

クラウドのほうがセキュリティ対策たくさんやってるよ」

みたいな正論が返ってくるんだけど、それはわかるんだけどそうじゃなくって...と思ってしまう。

なぜそう思ったのか。私が不安があるのは何なのか。

「なんだかよくわからないけど、とにかく不安」を少し掘り下げて考えてみて

フールプルーフではないからかもしれない」と思った。

新しいものに変えることへの不安

オンプレとクラウドの違いのひとつは、
クローズドネットワークという囲いがあるか、囲いがなくインターネットにさらされているかの違いがあり、それが不安の種。

クローズドネットワークはある程度安全だという幻想があって、そこに成功体験もある。

それがなくなることへの不安。(クローズドネットワークの信頼性の評価は難しいけど)

クラウドでも、VPN専用線を使えば大丈夫ですよ」と言われそうだけど、それなら最初から「VPN専用線を使うのが当たり前なんですよ」くらいに言ってほしい。

今までのクローズドネットワークやデータセンタでの運用は、ある意味確立されているけど、クラウドは今までと違う常識。

セキュリティ設計や対策・運用をきちんとすれば良いんだろうけど、そのためには知識が必要。

『チーズはどこへ消えた? 』ではないけれど、新しいことに取り組むことへの不安はある。勇気や覚悟が必要。

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

フールプルーフではないから不安

愚か者や怠け者にはむずかしい。

インターネットとの接点が近い分、少しの人的ミスが即被害大になる可能性が高い。

クラウドは本番環境との距離が近いため、速さは利点になるが、普段の環境と本番環境をシームレスに移行できる分、油断が生まれやすい。

今までなあなあで済ましていた部分で手を抜けない。常に気を張って本気を出す必要がある。

例えば、DCでは入館儀式があるため意識の切り替えがしやすい(慣れるとダメだけど)

他にも

  • 権限の設定を間違えて、誰でもアクセスできるようになってしまうかもしれない。
  • ソーシャルエンジニアリングで、AWSコンソールのパスワードが知られてしまうかもしれない。
  • 間違えてAWSのキーペアをブログに貼り付けてしまうかもしれない。

のような人的ミスは起こり得ると思うんだけど、オンプレに比べてクラウドのほうが起こりやすく、起きた時の被害が大きくなりやすいのではと妄想する。

気を抜けない。手を抜けない。

不安でしょうがない

ちゃんと使えばクラウドのほうがセキュリティ的に安全

なのだとしても、初心者には「ちゃんと」がわからないから不安。

新しいことを勉強しなきゃいけないから不安。

失敗した時のことを考えて、フールプルーフではないから不安。

不安でしょうがない。

クラウドはセキュリティが不安』と私が思うのそういうことかもしれないなと思った。

オンプレへの幻想やクラウドへの不安を「その幻想をぶち殺す!!」したいなあー。

ここまで書いてから、フールプルーフではなくて、フェイルセーフのほうがあっているように思った。orz

急造チームで短期間で成果を出すには?

モブプロ/モブワークのおかげで『分担作業が当たり前』になっていることに気付かされてから、ときどき分担作業について考えてる。

急造チーム×短期間×分担作業

急造チームでは当然チームワークがないため、分担作業でないと成果を出すのは難しいかもしれない。

なぜなら、チーム内の調整や意識統一に時間を取られてしまう。

分担作業であれば、個人技の世界になるため、協調は不要になる。

もちろん、分担作業を分割・まとめるためのリーダー/マネージャーは必要。

最終的にできるものの品質はわからないが、形は出来上がるはず。

品質は個人技とリーダー/マネージャー頼み。

急造チーム×短期間×モブ

逆に、急造チームでモブワークを考える。

調整や意識統一ばかりで協調できず、仕事は進まず成果は出ないだろう。協調はできず大混乱期。

しかし、その分チームとしての成長は早いはず。ただし、チームが崩壊する可能性はありそう。

期間内に形はできずに、チーム作りだけで終わるかもしれない。

途中まででも形になった部分の品質はチームで納得できたもののはず?

『分担作業が当たり前』

サバイバルモードや混乱期では、分担作業のほうが無難で、短期間でもある程度の成果が出せる。

ことを無意識で選択していたのが、『分担作業が当たり前』時代の働き方。

でも、『分担作業』だけじゃなくて、チームでうまくやる選択肢を持ちたい。

頑張ってモブワークするのがいいのかなー?

DevOpsのCaultureに悶々とした

原典

  1. 尊敬(Respect)
  2. 信頼(Trust)
  3. 失敗に対する健全な態度(Healthy attitude about failure)
  4. 非難を避ける(Avoiding Blame)

www.slideshare.net

尊敬と信頼

似てるようでちょっと違う。

HRTのうちの2つ。

「謙虚」だけが仲間外れ。

なんでだろうって考えてた。

「尊敬」と「信頼」は相手に向かうもので、「謙虚」は自分に向かうものだから、ちょっと違うのかなと思った。

失敗に対する健全な態度と非難を避ける

同じものに思えてしまう。

というより、セットに見える。

もう少し考察

  • もしかして、failureを「失敗」と訳すから微妙なのか?
  • インシデントや運用上のトラブルや不具合・障害と捉えるほうが良い?
  • 不測の事態は必ず起きるものだから、健全な態度で対応する。防止策や事後対応策も大事だよ。
  • ってこと?
  • 「非難を避ける(Avoiding Blame)」は、DevとOpsでお互いに非難しあわない。お互いが相手に影響を与えている。
  • 責任を押し付け合ったり、問題を隠したりせずに、まずは問題を対応する。

2つとも、繋がっている気がするから、同じに思えるのかな

DevOpsの文化

「できてなかったら?」を考えたほうが捉えやすいかも。

DevとOpsが昔から仲悪くて、その裏返しになる特徴的な文化がこの4つなのかも

DevOpsの文化と心理的安全性

DevOpsの文化的な側面は心理的安全性と深く関係があると思うのだけど、『心理的安全性』でひとくくりにしてしまうのは違う気がする。

でも、4つとも心理的安全性を醸成するためには必要だと思う。

論理和の関係と考えるのはどうだろう?

omoiyari.fm #29-1を聞いた時のメモ

今回は特にびびっと来た回。 (2018/3/7 後編分を追記)

http://lean-agile.fm/lean-agile.fm [http://lean-agile.fm/lean-agile.fm

論破しない

論破したって自分が気持ちいいだけ。

ため息つかない

人と話した後にため息つくと、話し相手に不満があったように見える。

例えそうでなくても。士気は下がる。

疲れて油断しているとやってしまうので注意!

シンプルに端的に誤解ないように伝える

自己保身で変に気を使って遠回にしに言っても、相手には伝わらない。

キープスマイル

カーリングLS北見を見習おう。

明るく笑顔が大事。明るいも暗いも伝染する。

特に朝は、油断してると基本暗くローテンションになってしまう。

にっこにこにー♪

相談する

特に自分が悩むようなものは勝手に決めるより、相談して一緒に決めたほうが納得してもらえる。

委譲する

でも、いきなり委譲しすぎない。受けた側は、丸投げされた気分になる。

デリゲーションポーカーを使うといいかも。

ネガティブフィードバック

みんなの前で行わない。一対一で行う。

責めない。事実を率直に。愚直。本当に真剣に話す

期待という形で伝える。

遅刻のような、みんなで決めたルール守らない、は少し別?(よくわからなかった)

スクラムは疲れる

気を抜けない。誤魔化せない。

言葉からは、ストイックに短距離走を繰り返すイメージ