2020年「アジャイル?とりあえず、これ読むといいよ」5選

毎回探さなくて済むようにまとめた。

アジャイルって何?】

マネジメント向けアジャイル開発概要

www.ryuzee.com

アジャイル開発の時代


【本ならこれ!】

ソフトウェア・ファースト

ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

ギャリングだん!#RSGT2020

私のRSGTが終わりました。
これから現実に戻ります。その前に気持ちを吐き出しておきます。
「ワシのRSGT2020は8日目まであるぞ」

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開催直後

RSGT直前のバックログ

  • @kawagutiさんと@bufferingsさんに挨拶する。感謝を伝える。
    • できた。偶然も味方した。でも、伝えきれていない。もっと感謝を伝えたい。
  • Coach's Clinic
    • できた。「相談したい、より、参加してみたい」の気持ちが強かったかも。示唆をいただき、当たり前のことに、気付かずに下がっていた視点を上げてもらった。
  • LTできそうだったらする
    • できてない。オープンジャムはあったけど、チキンハート。スライドは作ったみたので供養で公開。

  • 英語セッションに参加
    • できた。せっかく日本来てくれたんだから、参加したい!Thankyou!! 脳が疲れてると、同時通訳で言葉の意味理解は私にはむずかしいとわかった。英語リスニング力上げたい。
  • 参加したいセッション
    • できたり、できなかったり。上記を達成するために諦めたものもある。
    • 陶山さんと椎葉さんのセッションは参加できた。最高だった。
    • 1日目の朝の時点、「楽しみ」だった。それを聞かない選択をした。



ソラシティ

  • 2日目の朝、会場まで行く途中に迷子になった。私自身が慣れていない。
  • 会場の再現度が高かすぎて、スタッフの頑張りを感じた。
    • 会場違っているのに、同じ感覚あるんだもん!すごすぎる
    • 本当にありがとうございます。
  • 机、最高
    • これまで私が参加した別カンファレンスでは、ソラシティは机がないイメージだったが、机があった。とても助かった。スタッフの気遣いを感じる。
  • 廊下が難しい。私の会場練度の低さを感じた。
    • ホールとホワイエまでの距離があり、「ふらっと行く」ことが難しい。
    • ブライトコアは良い会場たと改めて実感。慣れてる。
      • トイレに行ったり、弁当に取るついでに、ホワイへのブースやオープンジャムに寄る、食べるがしやすい構造。いい廊下。
      • Coach's Clinicしてた廊下もいい感じの椅子と机がある。
    • 参加者練度を上げて、オープンジャムで何かするんで、来てください。みたいなことをするといいのかもしれない。
    • 私自身の慣れの違いは大きい。
  • 会場WiFiは繋がりにくかった。私だけ?
  • EASTとWESTがすぐわからなくなる。

この数日をふりかえります。

0日目

お正月から、「The New New Product Development Game」を読む
kobase16.hatenablog.com

1日目

  • 5.5倍すごい

  • keynoteで「スクラムになっていいんだ」と感じたのが素直な気持ち。
  • 廊下で聞いた話
    • ルールを破って観察する
    • 組織やプロセスのカオスエンジニアリング
    • トラブルを意図的に発生させて、慣れておく
  • Networking
    • 途中で帰らなかったのは、はじめて。
    • ぼっちなのは、平常運転。平静を保つために、ずっと歩いてた。
    • バックログを達成するために自分から、挨拶した。
      • 感謝を伝えたかったんだけど、言葉にはできなかったかも。
    • 気が付いたら、自分から他の人にも挨拶していた。(この辺りで狂っていると感じる)
  • 1日目の懇親会に初参加(ぼーっと待ってて着いていった)
    • たのしかった
    • お金が飛んでいく

2日目

3日目

  • Twitterしてた
    • 実況ではなくて、リプライ。たくさんきた。うれしい。でも、大変。
  • OSTが楽しかった!
    • 昨年までと違う感覚。完全にスタンスを変えて、話を聞かずに見ることにした。
      • 昨年までは無理に輪に入ろう、話を聞こうとしていた
      • 輪の外から眺める、くらいが私にとってちょうど良かったみたい。
    • そうしていたら、結果的に、発言していた。不思議。
    • 輪を眺めていて、OSTパックマンルールすると、良さそうだと感じた。
  • カンファレンス後の延長線に参加
    • 完全に疲れ切っていたので、流れもあって、私にとって一番安心できそうな場に参加させてもらった
    • おかげでリラックスできたし、素でいられた。
    • ただ、話題についていけすぎなくて、自己肯定感と自己効力感はさがった。
  • 何かが私の中で変わっている。
    • 去年まではできなかった行動をしていた自分を認識し、少しだけど、行動変容をしていることを感じた。
      • 最高に楽しかったし、私の中にはじめて「ギャザリングした感」がある。
      • ゴールは「2人に話しかける」だったのに、いろんな人と話せた!!!!
    • 慣れただけかも?
    • Q「なんでアジャイルスクラムをやってないのに、カンファレンスに参加しているんですか?」
    • 私「自己啓発です」
    • 他の言葉が見つからなくて、アジャイルは「自己啓発」と最近感じていた。ちょっとだけ、自信を持って言えそうだ。
    • もしかして、たんに、カンファレンスをキめてるヤバイ奴なだけかもしれない。

さてここから。私のRSGTは3日では終わらなかった。おかしい。
昨年まではなかった。

4日目

  • 安定の寝坊。
  • 3日間を思い返しながら、いろいろ考えた。夜までずーっと一人で考えて、RSGTに思いを馳せていた。想いがあふれてとまらない。

5日目

  • 他の方のカンファレンス参加感想を見てた。次々に目に入ってくるから、読みだしたら止まらない。
  • テレビでラグビートップリーグ)を見た
    • ルールよくわからんないけど、また来週も見よう

6日目

  • セッション内容のメモを書いた

kobase16.hatenablog.com

  • 「見積」に関して、ゆっくり資料を読んで考察したかったが、そんな時間はなかった。
  • 洗濯はできた。掃除はできなかった。

7日目

  • 私は、朝から絶望していた。
    • RSGTの懇親会などで話しているうちに、セッション内容のメモを書く、ゆのんさんの記事を読む、予習する中で「組織やマネージャーのことがわからない」と感じた。

yunon-phys.hatenadiary.com

  • そんな状態で、CAL1研修に参加した。すごい人ばっかりで、場違いだと感じた。
    • 私の参加動機は、「omoiyari.fmで@kawagutiさんがオススメしていた」から、それだけだった。
    • RSGTで日本に来てくれるタイミングでの開催だったから、次のチャンスいつかわからない、とも思った。
  • CAL1研修は、私が感じていたことを肯定してくれ、RSGTを通して感じていたことをどんどん繋げてくれた。
    • 自己肯定感にひたる場だった。全力のわかりみ。
  • 朝は絶望していたはずのに。
  • カラーペンは最高。ノートがぐいぐい捗る。

8日目

  • CAL1研修 2日目
  • やっぱり、最高だった。私の考え、やってきたこと、やろうとしていることの解像度を上げて、100%全肯定してくれた。
    • 「RSGT2020がすべて、ひとつに繋がった!」そんな感覚。最高だった。
    • これは何かがおかしい。疑問はゼロではないけど、それ以上に、わかりみが深すぎる。私は、確証バイアスを収集してるんだと思う。
    • 研修前は絶望していたのに、マネージャーちょっとわかった気がしている
    • セッションメモを書きながら、2日目のkeynote内容がまるでわからないと思っていたはずなのに
  • 研修中の休憩中は、他の人と話さずに、ニュートラルに戻すことが自分にあってるかもしれない。自分の理解に集中しやすい。終わった後は、たくさん話したい。
  • 「英語を読んだほうが意味がわかる」と思った私がいた。驚いた。英語苦手なのに。
  • Sahotaさんにお礼を言いにいった時、もらった言葉「YOUR AWERNESS GROWTH!」(意訳:あなたの自己認識を成長させよう!かな?)

次のバックログ(やりたいことリスト)

  • 他の人のことは気にしない。私が変わる。
  • 笑顔
  • ラグビーを見る
  • 「見積」を再考する
  • もっと感謝を伝える。伝えきれなかった。
  • 私に何が返せるかを考える。
    • プロポーザルだしなよ、と言われたけど、それは違うかも知れないと感じている。
    • RSGT2021ではない気がする。
  • ということで「Scrum Fest Osaka 2020」向けに考えてみる。学んだことの還元ならできるかも。関西人だもの。
  • RSGTとCALを思い返す
  • ラグビーを学ぶ
  • システム設計、アーテクチャーを学ぶ(実践でないと学べないと思う)
  • ビジネス、組織、マネジメント、マネジャーを学ぶ
    • X理論、Y理論
    • ティール(ゆのんさんに教えてもらった本を発注した)
  • トヨタの工場見学行く。カンバンの実物を見たい。
  • 十牛図を学ぶ(禅)
  • ワンオクのライブに行く
  • NVC
  • 積み本崩し
  • RSGT関連
    • ワークショップ参加にチャレンジ
    • スタッフ応募する
      • 2020は落選した
      • 次のために何が必要?
        • 英語?Facebook?前日を休む調整?
  • 英語
    • リーディングとスピーキングかなあ
      • 単語力が足りない
    • よくわからなくても、同時通訳レシーバーを外してみる
  • アオアシを読む
  • ↓を読む
  • https://dev.classmethod.jp/project-management/manga-team-medical-dragon/
  • http://phoenix-wind.com/ranking/vote/vote_iryu.php#tag_maximlist
  • (私の)感情を学ぶ
  • RSGT2020のふりかえり

いまの気持ち:「YOUR AWERNESS GROWTH!」する

ふと、言ったけれど「アジャイル自己啓発
これが私の感覚にしっくりきている
こんな変なこと思っているのは、私だけだとは思う。

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%95%93%E7%99%BA

「無名の質」なのかもしれない。違うかもしれない。

スクラムになる」を聞いて
スクラムになっていいんだ」と思った。

アジャイルやる、スクラムやるは、私の環境下ではどうやっても歪むから、
アジャイルになる」「スクラムになる」をしてみる。
↓心の代弁をしてくれたツイート


ありがとう!RSGT2020

・実行委員、スタッフのみなさん
・スピーカーのみなさん
・Coplienさん、Shotaさんと奥さん、高橋さん
・海外から来てくれたみなさん
・参加者のみなさん
・私とからんでくれたみなさん
・私を見守ってくれているみなさん
・CAL1研修の講師、運営のみなさん

完全にキまっているだけだと思いますが、こんなに「たのしー」と感じた数日間は、はじめてでした。
感情が壊れている。たぶん、いい意味。
来年のRSGTで10回目を向かえるとのこと。
もらってばかりだから、何かを返したい!

だん!#DONE

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これから、現実に行ってきます。
カンファンレスハイが抜けて、現実に戻り、私はおそらく絶望感に包まれることでしょう。
その時は、みなさんのことを少しだけ、思いださせてください。
人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要があんだよ!!
www.youtube.com

講演メモ「あなたは今どこで何をしていますか?」 #RSGT2020

RSGT2020講演メモ
※いべんと感想は、別に書く予定
スケジュール
Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 - Program Schedule | ConfEngine - Conference Platform
スライドまとめ by @scrummasudarさん
Regional Scrum Gathering Tokyo 2020のスライドまとめ #RSGT2020 - スクラムマスダーの日記
Twitterまとめ by @fullvirtue さん
2020/01/08(水)09(木)10(金) Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 <1> Day1 05:00〜 #RSGT2020 - Togetter

【Day1】

##スポンサーセッション by KDDI

  • SCRUM:SCRUMMAGEの短縮形
  • SCRUMMAGE:SCRIMMAGEの音が変わったもの
  • SCRIMMAGE:意味:小競り合い、つかみ合い、乱闘
  • 日本のスクラムの成功率高い

##James Coplien - The Ten Bulls of the Scrum Patterns

  • 今日はCoplienさんが来られなくなってしまったので、代わりに話します

からの*1

  • 「do you have sake?」*2
    • 「スミマセン、お酒はありませんか?」

  • スクラムの旅路
    • 自然のみち
      • 水が高きから流れるように自然な道のり
      • 実践ではなく調和をしてスクラムになっていく
    • 老子
    • アレグザンダー
    • ジェフサザーランド

十牛図

1.尋牛
  • 社内と調和
  • 私達から彼らに歩み寄る
  • 牛を探している段階
  • 25年前
  • 上司と部下の間の信頼
    • 階層型
    • 上司に命令されたから
  • 「もや」がかかった状態
2.見跡
  • ある日牛の足跡を見つける
  • 他のグループから学べるからもしれない
  • 役に立つのか考えることができる
  • 日本ではたくさんの会社があるが、スピードスピードスピードという
  • アジャイルが半分の時間で二倍の成果
3.見牛
4.得牛

PBI

  • PBIは、ユーザーストーリー(=要件)ではない
    • 要件が存在しないことがわかる
    • ユーザーストーリー(要件)だけを使う。
  • プロジェクトマネジメントをしていた時代は終わる
    • なぜなのか?
    • 過去のやり方を踏襲してしまう可能性がある
  • Certificateを取得した
  • Whyが重要であることがわかる
  • テクニックやチェックリストをやる訳ではない

デイリースクラム

  • パターン
  • チームとして毎日構築していくもの
  • 工事のチームメンバー
    • なぜ間に合うのか
  • 毎日、状況を再評価し、スプリントを計画する
5.牧牛
  • スプリントの失敗確率はどれくらい?50%未満?
    • スプリントは失敗するべき。50%は失敗するべき
    • 失敗していなければチート
    • TPS:反省なしで改善はありえない
  • プロセスのフレームワークアジャイル
  • 例:マイクロソフトのアップデート
    • Continuous Development
  • アジャイルは解決策ではない
  • 目的が一貫していないことが課題。
  • TPSから学ぶこと
  • スクラムとは規律
  • 計画を変更することを自分たちに許すこと
  • 毎日作業を中断することが嫌なお客様は、皆さんの元を離れている
  • プロダクトバックログは、優先順ではなくデリバリーの順番
    • 要件ではなく、残りのデリバリーするインクリメントを変えていく
    • それを毎回変えていく
  • 会場に、1時間のスクラムまでたどり着いた人はいますか?
    • @kyon_mm「Now 15 minutes」
    • (ここで竹刀芸)
  • @haradakiroさんは先生
  • スクラムが誤解される前、スクラムがどういうビジョンに基づいて作られたのか?
6.騎牛帰家
  • ROI
  • ベロシティ
  • ハピネス
  • 無名の質」を感じることによって、新しい側面を見つけることができる
  • 講習やカンファレンスに参加するだけで、こんなことができると思ってしまった?
  • 誰のスクラムなのか?
    • ジェフ・サザーランド?
    • Scrum Alliance?
    • Scrum.org?
  • →問いが間違っている

真実

    • スクラムとは学ぶための枠組み
    • パターンは、パズルのピースをものを組み合わせてものを作るための方法論
  • スクラムマスターにとって、一番のプロダクトは「スクラムチーム」
    • チームがプロセスを生み出す
  • アレグザンダー
    • 中野先生:アレグザンダーさんの会社の日本法人
  • パターンとは?
    • 最初に何をしますか?
    • マネージャーを全員解雇しなさい
    • チームが自分自身を管理する
    • マネジメントは会社を管理する

  • パターンから学んだ
  • 日本の企業から。ただし、企業ではない
  • アジャイルとは何かをすること
    • 例えば、TDD
  • スクラムというのは、何かを構築していく
  • 仏教
    • 無為:自然の中
    • 何かを制御しようとするのではなく一部になっていく
    • 調和である
  • スクラムは、プロセスを作っていくためのフレームワーク
    • どのように構築するかは?メソッド
    • スクラムはメソッドではない
  • 内省
  • 自分の中のプロセス、チーム、PO、マネジメント、マーケット、バリューストリーム
  • 世界の人たちを集めて、スクラムのバリューストリームを考えていく
  • パターンをいくつ持っているか?
    • 約50
  • It is NOT Good, It is Not Bad.
    • いい、悪い、という話ではない。現在の立ち位置
  • スクラムパターンは、学習のロードマップになる
  • 自分がなんのために生まれたのかを認識するかを助けてくれる
  • 本の通りにやって、人を論破するということではない
    • 自分が腹落ちして、信じているから真実
  • フィードバック
  • プロダクトやチーム、プロセス
  • 無名の質: the Quality
    • 「認定」ではない
  • アジャイルである」=「常に変化していく
    • 何故、場が感じられないのか?
  • スクラムは、組織を美しくするためにある
    • そうなってないということは改善が必要
    • 例えば。ハウスキーピングをやる5つのエッセンス
      • 1.テストは毎晩パスしていますか?
      • 2.Disableはしたか?
      • 3.誰かが皿洗いをして綺麗にする
      • 4.日時の習慣
      • 5.スウォーミング
  • ひとつのPBIに全員が関わる
  • パターンはDNAが発展していくもの
    • スクラムチームが花開いていく
    • 皆さんにインスピレーションを与えるパターンはいくつか?
  • マスターするべき
  • 調和
7.忘牛存人
  • 自分の他に自分はいないという当たり前の真理
  • 腹の中心に各人のメンバーがいないといけない
  • スクラムは存在しなかった
    • ガイドに書いてあっただけ
    • スクラムガイドは素晴らしいトレーニングのツール
    • 門を通って初めて理解する
  • 刺し身
8.人牛倶忘

メモ取れなかった

9.返本還源
  • リーダーシップは誰から学びましたか?
    • 狼から、自然から学べる
    • 政治や心理学ではなく
  • スクラムはプロダクトを構築することではない
  • 人を理解すること
    • 人を理解しようと思ったら、自分を理解しないといけない
10入鄽垂手

  • Whyを理解しなければいけない
    • Whyから真の自分自身を見つけてください

今の私は「見跡」。もしかしたらその手前「尋牛」かも。
自分を探している。アジャイルスクラムの足跡を辿っている。

It is NOT Good, It is Not Bad.It is about where you are.
スクラムやりたい(気になる)」
スクラムガイド通りにやる」
を否定するものではない

スクラムになる」を聞いて
スクラムになっていいんだ」と解放感があった。ほっとした?

##Ryutaro YOSHIBA (Ryuzee) - アジャイルコーチ活用術

www.ryuzee.com

  • ティーチング:指導
  • コーテチング:育成
  • 選び方
    • 得意領域
    • 忙しいコーチは良くない
  • コーチとの相性もある
    • 開発が得意、組織が得意、人によって違う

##Yoh Nakamura - みなさんのプロダクトバックログアイテムはOutcomeを生み出していますか?


ダイヤを「チームが勝手に考えた」のがすごい

##Ikuo Suyama - 見積りしないスクラム / NoEstimates Scrum


「たのしさ」のセッション
マイベストセッション
何度か見直して、見積について再考したい。

Alex Sloley - The Product Owner and Scrum Master Brain Transplant! Mwuhahahaha!!!

Dropbox - Brain Transplant.pdf - Simplify your life
とても興味深い思考実験
もしも悪の科学者によって、「プロダクトオーナーとスクラマスターの脳が入れ替わったら?」という話
A PO WITH SM BRAINスクラムマスターの脳を持ったプロダクトオーナー

A SM WITH PO BRAIN:プロダクトオーナーの脳を持ったスクラムマスター

  • SMは人が大好きな変な人
  • 分析的になり、人、チーム、プロセスをリファインメントする
    • 改善ストーリーのバックログ
      • 優先順位付け、受け入れ条件
  • 人、チーム、プロセスの「改善」に関するユーザーストーリーになる
  • 改善ストーリーの優先順位付け、受け入れ条件
    • 人、チーム、プロセスが改善されたことを判断するのか?
    • 改善の価値とは?完了条件がなければ、評価できない
  • 個人的な改善ストーリーのバックログを作る(こともある)
    • 個人的=他の人に見せられない
    • 価値がわかる、優先順位をつけられる
    • DoDを定義する
      • 評価を行って、どうなっていたいか?がDoDになる
  • 個人的なバックログもレビューする
  • 改善のタスクが安定したずっとある。永遠に終わらない
    • タスクを小さくする

脳を入れ換えた結果どうなったか?

  • という名前になるかもしれない
  • この思考実験に何の意味があったか?
    • 悪の天才科学者でなくても、チームの他の誰かから、誰もが学べる
  • POとSMには、利益の衝突がある
    • PO:搾り取りたい
    • SM:搾らせたくない
  • 協力できるといい
    • 例えば、帽子を入れ替えて変えて考えてみる

##Mitsuyuki Shiiba - テックリードは未来の話をしよう (Tech Lead in Scrum)


「やさしさ」のセッション
しーばさんだなーと感じた。
テックリードの仕事は、正解のないで未来を切り開くこと

【Day2】

##スポンサーセッション by Creationline

アジャイルだった
コメディアン

##スポンサーセッション by Scrum Alliance

  • Scrum Allianceについて
  • 売上ではなく変化
  • ScrumMaster Personal Improvement
  • アジャイルマニュフェストからもうすぐ20周年


##Michael Sahota - Lost in Translation: The Manager’s Role in Agile

  • Lost in Translation
    • という映画がある。マネージャーが今そこに置かれている
  • 20分以上座っていると脳がシャットダウンしてしまう
    • 立って、ストレッチしましょう
  • リーダーの意識をシフトする
  • マネージャーを助けてください
  • ルール
  • 「Autonomous self-organizing team(自律的な自己組織化チーム)」は幻想
  • スクラムヒエラルキーを壊すためのもの
  • マネージャーも人です
  • テンション&コンフリクト

  • △をガラガラぽんして、マネージャーがいなくなる
  • そんなネットワーク型は、遠い先の未来
  • 普通の会社には、TRAP!


  • Keep Hierarchy
  • 準備はできていますか?
    • 現在の人は、リーダーシップをする
    • CEOやマネージャーは権限移譲をする
  • 準備ができていないと、死をともなう
  • TPS
  • いきなりやるとよくない
  • 相互に依存し、関係するチーム
    • Inter-Related Responsible Team
  • ヒエラルキーを安心して維持できる
  • 何が必要か?
    • 人を進化させる
      • 変化の前に文化的
      • 環境を見る
      • 文化が変わっているかを見る
      • 文化を使いながら、行動が変わっているかを見る
      • コンテキストを理解する
      • Validate Changes in Small
      • 組織内の依存関係
  • セオリーX→セオリーY

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  • 「権限を持ってない人から変化」ではなく「リーダーの変化から始める」

  • 自分の居場所から簡単な一歩
    • ジャーニーで、取りこぼされる人はあってはならない。マネージャーも。
  • Surveyの結果、80%の人がリーダーシップを変えていない
  • 従来型のマインドセット→21世紀型
    • 複雑、曖昧
    • 影響を与える
  • 世界の見方、インタラクションを変える

  • マインドセット
    • 新しいやり方
  • リーダーに必要なマインドセットシフト
    • アジャイルマニュフェストにある
      • 3つ
      • 1.新しいよりよい新しいやり方を見つけ出す
        • 学びの文化、情勢
        • 学ぶ時間予算
        • blash*3
    • 2.計画より変化
    • 3.個人との対話

    • Agile = People(人) / Process
  • X→Y
    • 自分自身が体現する
    • セオリーY++:最低上限
  • スタートポイント:リーダーが自ら権限をシェア
    • 一歩一歩少しずつ
    • 一度に移譲は×
    • 自己組織化する代わりに
    • 一気に権限移譲しようとするとNG、一歩一歩
      • 「あとで教えてくれればいいよ」
      • Decision Cards

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  • Roles For "Managers"

  • 新しいやり方に変えて下さい
  • セオリーY
    • 少しずつ権限を移譲
  • 一番のメッセージ:一人の落語者も出さない

  • 新しいやり方→働き方
  • アジャイルは種
    • 肥沃な土壌(健全な組織、環境、文化)が必要
  • まずは「隗より始めよ」

  • トヨタのA3
  • 人に価値
  • トップがアジャイルマインドセット持っていないと、中間層は凍りつく
  • 最初のステップ
    • 助ける
    • サポート
    • 他人をケアしながら
    • やさしさを持つ
    • 最初に支援

組織変革はいきなりはできない。
マネージャーも取りこぼさないようにする。
中間層のマネージャーから変える。

セッションを聞いた直後は、わかった気になっていたのに、
ふりかえると、組織やマネジメントについて、何もわかっていないと気付きました。
ナニモワカラナイ

他の方の理解から学ぼう




##Michael Migliacio - A newアジャイルTransformation: Immersive Learning Spaces

  • 井の中の蛙大海を知らず
  • 「場(Place)」+「道(Way)」=「道場」
  • サタン→モノクマ→忍界大戦時のナルト
  • コーチは、絶望の谷から引き上げる


学びの場としての道場(The Dojo Concept)
漢字やことわざ、日本のアニメのキャラクターを使って、日本人向けにしてくれていた。
ありがたい。

##Matteo Carella - ORGANIC agility: an evolutionary approach to organizational resilience

  • Practices=Principles+Context
  • Making sense of the Context
  • カルチャーがなければ、スクラムはうまくいかない
  • Inside-out/Outside-in
  • クネビンフレームワーク
  • Agile Storategy Map



組織や文化がだいじ。
keynoteとつなげて考えたいですが、今の私には理解が足りない。

【Day3】

##スポンサーセッション by GuildWorks

  • Day1、Day2でスポンサーセッションのハードル上がったw
  • 期待値すり合わせ大事
  • 関西人は、全員おもしろいわけんじゃないんですよ

真理

##Open Space Technology

議論もせずに、話も聞かずに、憧れている人たちを見る、そんな時間でした。*4
OSTを「たのしー!」で終わったのは、はじめて

あとで思い返すと、見てるだけのつもりだったのに、気が付いたらOSTで発言していた。
はじめてOST発言したと思う。
あとで結果を聞いたら、アイディアの一部が採用されたらしい。

##Kazuyoshi Takahashi - NEXT→ACTION

人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要がある

ONE OK ROCKのアルバム『人生×僕=』に収録された楽曲の「69」の歌詞。(読みは「ロック」)
アルバム『人生×僕=』のアンサーソング的位置づけ*5

資料公開なしのため、代わりに動画。ライブ音源の熱量よ。


  • 全国のコミュニティ紹介
    • 日本五大陸(?)を制覇!
  • 日本語と英語で、読んだ印象(意味)が違った

  • 迷ったらつらい方を選ぶ-
  • アジャイルやりに来ました
    • 決死の覚悟
  • 「ウィルス気分」
  • ペア
    • (組織を)知らない僕:推進力。エンジン
    • (組織を)知っているパートナー:細かい正確。ごめんない。いいですか。調整。ハンドル。
  • 変化に自分がなる
  • 内部統制、セキュリティに助けてもらう
    • 「開発良くしたいんです。でもルール守りたいんです。でも、どうしたらいいか助けてください」
    • ノーガード
  • 課題を聴きに行きいく
  • 不安を解消する?
    • やりますか?やめませんか?
    • 「やな人ー?」って言って、言えるひとはいない→場を作る
  • 流れには全力で乗る!
    • チャンスが来たら準備できてなくても絶対乗る
    • やばいと思ったらパッと降りる
  • 全力でノーガード
    • 相手に「構えている」と思わせない
    • 何を言っても大丈夫に感じてもらう
    • 「お試し期間」
  • 普及の原則

  • 相手の不安を全力で和らげる
  • WE ARE NOT ALONE
  • 人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要がある
  • NEXT→ACTIN
    • 「今日楽しかったじゃないですかー?」
    • 来週オフィス行くとスッと消えるんですよ、元通り」
    • 「その時は、少しだけ、ここにいる人たちを思い出してください
    • 「ギャザギャザギャザリング」
    • 「来年もここで会いましょう」

すごい、とてもすごいかった(語彙)
大事なことをさらっと言っていた
リスペクトとして、ONE OK ROCKの楽曲をBGMにこの記事を書きました。
私は、元々ONE OK ROCKは好きでしたが、もっと好きになりました。
ライブに行きたい。

人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要がある
あなたの『人生×僕=』は、何ですか?
ってことかな?

かんそー

英語セッションを中心に参加
せっかく、日本に来てくれているんだし!と思って。
漢字使ったり、日本に合わせようとしてくれていて、嬉しかった。
外国語、大変だと思うんだけど。
同時通訳の方もありがとうございます。
ただ、Day2の夕方には、脳が疲れていたので、
あんまり頭に入らなかったのです。すみません。

RSGT2020から受け取った問い
問「あなたは今どこで何をしていますか?」
私「私どこにいるんでしょうか…」


Day1に参加したセッションを通して、
今だよ今だよ!今を見ろ!はじめは『今、ここ』を探せ!その先にだけ、未来があるんだよ!
とメッセージを(勝手に)受け取りました。

Day2、Day3は、そういう目線で参加し、
3日間のkeynoteすべてが同じテーマだと感じました。
他の多くのセッションにも、そう言われた気がします。

私が、今どこで、何をしているか、を見つめよう。

*1:え?さっきまでいたよね?急な体調不良かな、大丈夫?と焦った

*2:酒を持っている人が会場に2人もいた

*3:メモしたけど、これなんだっけ

*4:周囲から見ると、挙動不審なぼっち

*5:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%94%9F%C3%97%E5%83%95%3D

お刺身とラグビー

あとで読む用のメモ。

お刺身とラグビーについて、スライドにしてみた*1

あとで読む

hub.attractor.co.jp

confengine.com

www.ryuzee.com

u-site.jp

Scrum Guide | Scrum Guides

agileconsortium / waterfall.pdf

スライド作り

  • フォントはUDフォントを利用
  • 黒背景のほうが投影した時に見やすいと聞いて、黒背景にしたけど、
  • 文字色や強調色難しい。
  • 色は悩んだ。私自身が見ても見にくい色使い。
  • 本の書影は、どこから借りるのが正解なのか?
  • サシミの写真がなかったから、スーパーで買った。
    • 一日目の懇親会のサシミがおいしかった
  • 情報をブログでまとめて、考えるのに1週間
    • 情報を削れなくて文章が多すぎ。私が噛み砕いて、理解できていないことが可視化された。
  • 付箋で絵コンテ作るのに2~3日
  • スライド作成全体を作るのに、一晩(6時間くらい)
  • 通してみたり、少しずつブラッシュアップして(4時間くらい?)

スライド作るって大変だなー

*1:アニメーションをPDFにできなくて、差分で作ったら枚数おかしなことに

スクラムの捉え方メモ

RSGT2020直後時点、私自身のスクラムに対する捉え方を整理するためのメモ。

スクラムは、適応系のひとつの形。

究極的には、適応のためのフィードバックループの形成。
それができれば、PDCAでも、透明性・検査・適応でも、ふりかえりでも、モブワークでもなんでもいい。

究極的には、私たち人間が「適応を継続」できるか?

個人、チーム、組織それぞれ。

習慣にして継続できるかがすべて。
できないものはできなし、合わないものは合わない。

人間は、怠惰・脆弱であるため、うまく補強する。
・人間のプラスの部分であるの強化:マインドセット、エンゲージメント、モチベーション、など
・人間のマイナスの部分であるの強化:(人によらない)仕組み化、ロールの帽子
チーム、組織になると、いろいろなバイアスが絡んで複雑になる。

「適応を継続」ため、何かをできるかが?すべて、できなければ意味がない。
適応を継続するプロセスをどう構築するか?

たぶん、それだけ。

おそらく、適応系の基本は、
・現状の確認
・方向性の確認
・その差をどう埋めるか?材料に経験を使う。

スクラムフレームワーク

その中で、(ここではあえて)ソフトウェア開発(チーム)における適応フレームワークとして、スクラムがある。
ただの薄っぺらい枠組みなので、あとはいい感じに実装してください。

  • 価値基準
    • 人間のプラスの部分であるの強化に使っていると思うけど、正直まだよくわからない
  • ロール
    • プロダクトオーナー
      • 最終意思決定を1人にするために必要
    • スクラムマスター
      • プロダクトオーナーと開発チームの利害関係は、一致しないため、調整する役割
      • 三者
      • スクラムやるのやっぱり難しいから、誰か助けられる人一応いたほうがいいよねって、あとから増えたとか?
      • サーヴァントリーダーはどこまで求めている?
    • 開発チーム
      • チームに関しては、スクラムのスタート=チームのスタートではない。
      • 最高のチームがある前提(e.g.習熟した日本代表メンバー)
      • それを前提にスクラムが活きる
  • スクラムイベント、成果物
    • これらは、絶妙なバランスで、計算された、複雑に絡み合って、成り立っている芸術作品のようなもの。
    • 三次元のだまし絵のように、一見訳がわからないが、
    • それぞれのピースが、ソフトウェア開発(チーム)における
    • すべての透明性・検査・適応を成り立たせるために、あらゆる角度で絡み合って、補強しあっている。
    • 異常なまでに美しい。
    • イベント、成果物を行うだけで、透明性が確立され、検査のタイミングが与えられる。
    • そこまでできれば、最高のチームなんだから、「適応」はできるでしょ(知らんけど)
    • 価値基準が違ったり、最高でなかったりするチームがイベントを行えば、ただの地獄

最高のチームが使えば、シャトルランを繰り返し、ソフトウェア開発の適応を早くできる!
めっちゃ強いチームがめっちゃ強くなれる

スクラムは、最高のチームが最高のパフォーマンスを出すために設計されているため、
そうじゃないのに、飛びついて使おうとするから、何かおかしくなる

ただのたプロセスフレームワーク、それ以外のいろいろは当然必要。

スクラムの欠点

スクラムは、ソフトウェア開発(チーム)に閉じているが、これが実際のビジネスとミスマッチを生んでいる。
より具体的には、PBIの作り方、順番の決め方。
市場からの適応フィードバックループは、枠組みの外。「価値」の適応を対象にしていない。

そのため、それを解決するために、
プロダクトマネジメントリーンスタートアップ、デザイン思考、ディスカバリーループ、正しいものを正しく作るなどが模索されている。

そもそも、欧米文化(?)で生まれたものなので、日本文化で合わない

スクラムフレームワークの分解と捉え直し

  1. 認識を同期する
  2. 小さくする
  3. 予測不能で移動するゴール、それにどう向かうか?
  4. タイムボックス
  5. すべての関係者に動くものを見せる
  6. すべてをふりかえりする

そう考えた上で(追記)

みんなが、スクラムフレームワークを使って、それぞれに実装している、だけ。
フレームワークの本質が見えてきて、フレームワークを無視しても、ぶっ壊しても、自分で作ってもいい、そのまま使ってもいい

最初からフレームワークを型通りに使わなくても、その中でうまく使っていけばいい。
(うまくいかないかもしれないけど)それはそれでいいじゃん
そもそも、合わないかもしれないし。

そう理解した上で、私は「好き」をどうするか?
アジャイルやりたい」「スクラムやりたい」人にどう接する?

私自身の「好き」をあきらめたくないし、
「好きなものを嫌われない」をあきらめたくないなあ
今の私は『私は好きを諦めない

はげちゃびん開発方式:なんちゃってウォーターフォールくずれ

私が今まで行ってきた、ウォーターフォールでない謎開発は、なんなんだろう?

言えるように、名前をつけたい。
かっこ悪い。ダサイ。
そんな名前がいい。


・なんちゃってウォーターフォールくずれ
・はげちゃびん開発方式

いい案あったら教えてください!