自己組織化チームの条件
「The New New Product Development Game」の自己組織化チームの説明がわかりやすい
雑な意訳ではあるが書いておく
自己組織化チーム
「(事前の知識が適用されない)ゼロ情報」の状態に追い込まれると、チームは自己組織化された性質を持つ
次の3つの条件を示すときに、自己組織化能力を持つ
Autonomy:自治権
チームは独自の方向性を自由に設定できる
経営層・組織は、日常的にほとんど関与・介入しない
最初のガイダンス、金銭、精神的なサポートに限定
ある意味では、ベンチャーキャピタリスト
「財布の口は開けるが、口は閉じたままにする」
Self-transcendence:自己超越
チームが限界への終わりのない探求に夢中になっている
チームは自分たちで、自分たちのゴールを確立し始め、プロセスを通して高め続ける
最初は「矛盾したゴール」に見えたものを追求することによって、現状を超越して新しい方法を考案する
Cross-fertilization:相互交流*1
様々な専門性、思考プロセス、行動パターンを持つメンバーで構成され多様性のあるチーム
多様性が新しいアイディアやコンセプトを育む
- 誰かの情報が試さなくても自分のものになる
- 個人の立場だけではなく、チーム全体にとって、何がベストかを考え始める
- 誰もが相手の立場を理解していれば、一人ひとりが喜んで与えるようになるか、少なくともお互いに話をしようとする
ただし、チームメンバーが相互作用し始めるまでは、相互交流は行われない
*1:日本語訳あってる??
Scrum Fest Sapporo 2020の基調講演メモ:論理、根拠、基準 #scrumsapporo
スクラムフェス札幌 2020の基調講演の講演メモです。
講演者は江端さんは、日本人唯一の認定スクラムトレーナーの方です。(2020年11月現在)
愛称はエバッキー(らしい)
江端さんのCSM研修を受けた方は多いはず!
江端さんのお話を聞くのは初めてでした。
開催日前にプレセッションがありましたが、未参加の状態で講演を聞きました。
メモは追いつかず断片的になってはいますが、刺激的なお話だったので講演メモを残しておきます。
感覚的なことだけではダメ
論理、根拠、基準
理論、客観性
未来予測の能力
みんなで創る基調講演(仮)
⏰スクラムフェス札幌🐻🦀🌽
— Odd-e Japan(オッドイー・ジャパン) (@Odde_japan) 2020年11月6日
いよいよ本日開催✨
当社Odd-e Japan 代表 江端 一将が「みんなで創る基調講演」という新しい試みにチャレンジいたします💪
プレセッションを通じ最終的にどんなコンテンツになったのでしょう👀?お楽しみになさってください🔈🔉🔊#scrumsapporohttps://t.co/MUNuSkWHW6 pic.twitter.com/cHYZaI7uQh
プレセッションで話された内容の一部はこちらです。ご参考になさってください☝️
— Odd-e Japan(オッドイー・ジャパン) (@Odde_japan) 2020年11月6日
➖ スクラム失敗のニオイ
➖ CSTになった経緯
➖ チームメンバーとの距離感
➖ ウォーターフォールの話
➖ 1人のスクラムマスターが複数Pjを兼任しても良いですか?
続きます▶️#scrumsapporo
プレセッションで話された内容続きです✌️
— Odd-e Japan(オッドイー・ジャパン) (@Odde_japan) 2020年11月6日
➖ スクラムガイドはどう変わっていくのか?
➖ スクラムに向いてない人がチームにいたときの対処法
➖ レガシー対策
➖ スプリントプランニングでの詳細度#scrumsapporo https://t.co/MUNuSkWHW6
他の参加者のレポート
qiita.com
こっちのが詳しい
秘書問題
講演で取り上げられた題材あるため、参考として秘書問題 - Wikipediaから引用
1. 秘書を1人雇いたいとする。
2. n人が応募してきている。nという人数は既知である。
3. 応募者には順位が付けられ、複数の応募者が同じ順位になることはない(1位からn位まで重複無く順位付けできる)。
4. 無作為な順序で1人ずつ面接を行う。次に誰を面接するかは常に同じ確率である。
5. 毎回の面接後、その応募者を採用するか否かを即座に決定する。
6. その応募者を採用するか否かは、それまで面接した応募者の相対的順位にのみ基づいて決定する。
7. 不採用にした応募者を後から採用することはできない。
8. このような状況で、最良の応募者を選択することが問題の目的である。
応募者がそれまで面接したどの応募者よりもよい場合は「候補者」となる。問題の目的は1人の最良の応募者を選ぶことであるから、採用を考慮するのは候補者だけでよい。秘書問題が注目された理由の1つとして、この問題の最適ポリシーが驚くべき特徴を持っている点が挙げられる。特に n が大きい場合、最適ポリシーでは最初の n/e 人の応募者をスキップし(e はネイピア数)、それ以降に面接した応募者がそれまでよりよいと判断したら採用する。n が大きくなると最善の応募者を選択する確率は 1/e すなわち約 37% になる。応募者が100人でも100,000,000人であっても、最適ポリシーに従えば約 37% の確率で最善の応募者を選択できる。
講演メモ
- POやSMのような一人しかできない役割を選ぶか?
- 一体どうやって選んでいくのが良いのか?
- 秘書問題と37%
- 秘書問題
- 秘書を雇うとき、一人ひとり面接して、面接が終わった瞬間に採用・不採用を伝える。何番目の人で選ぶか?
- 数学的には解かれている
- 36人までを有無に言わさず不合格にして、37人以降で、36人までのうちの最高の人の近似値の人を採用するのが良い
- 秘書問題
- POに誰を選ぶ?役職が高い人?役割と役職は関係あるのか?
- この人が適任です。ばーんっ。
- (この辺りでAグループとSグループの話だったと思うけど、メモできてない)
- 方法論が何かをうまくすることはない
- 方法論を活用して活かしてどう能力を発揮するかどうか
- 能力が伸びているわけではなく、やり方が多少変わっただけ
- その方法論の効果の根拠を示せないことが多い
- 外的要因が基づいて「多くの企業が採用しているから~」
- 「方法論を導入していきます」という人は、途中で息切れ
- 方法論を導入することが目的になってしまい、ビジネスの成功までいかない
- やり方論になってしまう
- 自己研鑽をどれだけしているかが問題
- 秘書問題を思い出してください
- 「効果を出すだけにどれだけの人選をするんですか?」
- 「たぶんしない」
- 役割と責任の両方を全している人ではなく、責任を持っていないのに役割
- 役割だけで、責任を全うしていない状態。
- 中央集権的な、役職につけばあとから能力がついてくるとの同じ。既得権益の考え方と同じ。
- いつしか手段が目的化しまう
- 組閣や人選に対して学習している人はほとんどいない
- 「ウェットな姿勢でやわらかな対応すれば問題がよくなります」なんてことあります?
- いつしか感覚論になっている
- ロジックジャンプ
- 人選は単純に37%を使えばいいのではなく、順番やタイミングもある
- 根拠を聞かれると
- 「経験的にはこの順番でやったほうがいいんです」と突然言われる
- 「それあなたじゃなくてもできますよね?あなたがプロダクトオーナーとして順番を決める意味はどこにあるんですか?」
- スクラムを通して見ていった時に
- 能力、タイミング、時間軸
- プロダクトオーナーという人の人選は非常に重要なはずなのに、論拠や学術論が解かれていて、何か方法論があるんですかね?
- プロダクトオーナーの選定は簡単じゃない
- 順番を決めるのは簡単じゃないはずだけど、代わり映えしない
- 学術的論拠をもとにサポートしている人はいない
- 「私の経験的にはこっちのほうが良かったです」と言って未来予測される
- 未来は同じはずないのに?
- いきあたりばったりで論拠がなく、感覚的に解こうとする
- 論拠がなく感覚的だと、感覚を高め続けるしかない
- 都合が悪くなったり説明できなくなると感覚論になる
- 感覚的な問題から自分が勉強していないことを棚に上げて~
- 世の中的に証明されていない問題にしてしまう
- 「組織論勉強していますか。基本的に組閣するんでしょ。なんで役割3つに分けるんですか」
- 「そんなこと言ってるからスクラムやってる人はドキュメント残さないとか言われちゃう」
- 秘書問題から、基準を考えたい
- スクラムの成功と失敗の定義
- クライテリアを作らずにスクラムやってる人が多い
- 例えば、集団が一緒に働いています
- 休憩と一緒に働いてる時間はどう考えたらいいですか
- 「昼食の時間をどうしますか?」を論理だてて説明する人はほとんどいない
- 人との働き方の中で基準がないというのはよくないですよね
- 自分たちは何を基準に働く時間を決めているのか?
- 集団で働いてる時に、感覚的に習慣的に「決まっているから~」
- それ効果的ですか?
- 何に対する効果なんですか?
- 論理的に説明できないスクラムマスターはいらない
- 基準の作り方
- 必ず基準は決めるべき
- 基準、論理がないと、立ち戻る点がない
- あとから、良し悪しを測る基準がない
- 集団では、良いか悪いかは、水掛け論
- あとから基準を作ると、後出しジャンケン
- 阿吽の呼吸が必要とか言い始める
- 数字当てゲームしていく「相対見積もりだ」「バッファ」
- ベロシティで未来予測
- 過去の分析結果と未来の結果予測は同じではない
- 30分の箱作って、中に入れていけばいいのに
- ポイントが~
- 競馬場で数字当てゲーム人達とあんまり変わらないこと言われる
- 過去分析と未来予測は頭の使い方が違う
- プランニングで、過去分析したもの使ってるんですか?
- 未来予測の時には楽観的になる。石橋を叩いて渡る人がいても、過去分析より楽観的になる。
- 過去分析は100%起きたことだから
- ボラティリティ
- 確率論として考える人いない
- 「問題点を明らかにして解決することできないですよね、その確率当てゲーム」
- プロジェクトは基本的にある時点からの未来予測
- 未来予測に対しての確率の高め方を研究していない
- 仮説検証の「検証」が取り上げられることが多い。
- 仮説の精度は?とんちんかん。空想的なもの
- 学術的な仮説の立て方はない
- 未来予測に対して確率高める方法がなく、論理もなければ基準もない
- 基準をもうける
- 過去分析と未来予測の基準は異なる
- 秘書問題は未来予測
- スクラムやってる人たちは、過去分析が未来に活きると盲信している
- 「レトロスペクティブやってるから~」
- 計画力高めないで、どうやってプロジェクトの成功確率高めるんですか?
- 未来予測の能力をどうやって高めるのかをおざなりにして「スクラムやってるから~」
- 我々は能力を発揮できるためにどう働くといいのか?
- 未来予測の確率を高めるためにどういう能力を高めていくべきか
- その能力を高めていって、予測に対する乖離をなくしていく
- 「まずやってみて、ダメだったら考えてみましょう」
- それ、プライベートでやってほしいな
- ビジネスでやるんだったら狙いを持って
- 能力の適切さを考えずに「スクラムをやってると能力が上がりますよ」と言われても
- 能力がないことを「方法論で補います」と言われても
- 戦略的人事
- 必要な能力の洗い出し。未来に向かって能力分類
- 能力に対する計測
- 人が人を評価。能力Aがあって、評価しようとすると、ウェットな問題に持ち込まれる
- 能力の基礎的なものはできるが、上に行くとアバウトになる
- 環境で違うはずなのに。最終的に根回し?政治力?
- 「子供じゃないんだから自分で考えろ」と言われる
- チームビルディングだからチームでやるんだよな?
- チームに必要な能力を空気で察する?日本人的文化
- 能力
- 客観的に評価をしないのはありえない
- 「実行力高い人は未来予測能力が高い」
- そんなことあるかい
- 世界的な問題だと思っていて、CSPになるためにどう能力伸ばした?
- どういう道順をたどれば認定スクラムトレーナーになれるか謎
- サイトには書いてあるけど、絶壁感がある
- どう成長していったらいいんですか?
- キャリアパスを定めてる企業は少ない
- 自分たちに必要な能力
- それを達成するための基準
- 感覚的にやるのは、家でやってほしい
- 論理的根拠、学術的根拠、論理性、客観性
- 未来予測の能力が必要
- 選択できる状態にならなければいけない
- 基準を示さなければならない
- 先行して勉強しているからこそ、基準に対して挑む姿勢は明確であるべき
- 能力が足りないと思うなら、自己研鑽していただきたい
- 既にシェイクハンドできない状態
- 仕事でやってるんなら、他の人達の人生の大半の時間を使うんだから、責任を持って
- そういう責任を伝えていく人達は持っているべき
- 伝えていく
- 論拠、理論
- なんで必要なんですか?根拠はありますか?基準はありますか?
- 「基準はもうけていただきたい」
- 学術的に成立しているものを
- そこからの論拠
- 集団(複数人)で計れる根拠
- 能力は、同じでないけど同じだと錯覚してしまう
- ボラティリティにどう挑んでいくのか
- プロジェクトはそもそも未来予測していくゲーム
- 「いいです」と主張するなら学問のベースがあるところから説明する
- 先人達を客観的に評価する力
- できないことを憂うよりは、これからを思って学問を勉強していく
- 悲観的にならずにダメだって思う自分を認めながら
- 基準があっての「変化」
- 基準がないのはカオス
- スクラムやってる人は、基準を定めてないのが多い
- 基準や計る尺度がないのは、変化ではない
- 集団として定めた基準からの乖離
- 効率化
- いつのターゲットに対して効率的であるのかを定めるのが良い
- スプリントプランニング内で学習
- スプリントプランニングが長くなるんじゃないか?と言われるけど~
- 効率化、ROI、生産性
- いつの時点で最大化したいのか?の基準
- (タイトルの)みんなで創るにならなくてごめんなさい
2020年版 SEUs(Scrum Education Units)の登録時のメモ
本記事は、2020年8月の内容です。
ScrumAllianceの認定スクラムマスタ(Certified ScrumMaster)は2年単位で更新が必要です。
更新するためには、SEUsが必要です。SEUは、カンファレンス参加や読書、学習などのアクティビティを登録します。1時間=1ポイントです。
2019年6月にも記載したのですが、登録方法が変わっていたため、改めて記載します。
kobase16.hatenablog.com
ScrumAllianceの公式サイト
- Certificationの更新の説明
- SEUの説明
手順
「Manage SEUs」をクリックして、SEUsの管理画面を表示
画面の上部に登録画面、画面の下部に登録済みのSEU一覧が表示されています。
SEUの登録
- 入力項目
- Select an Activity Type:アクティビティの種類を選択肢から選ぶ。それぞれの説明はScrum Education Unitsのページに記載されています。一番近いものを選べばOKのようです。
- Learning
- Event
- Volunteering
- Other
- Activity Description:アクティビティの説明。
- How many hours did you spend on activity?:アクティビティの活動時間
- Select an Activity Type:アクティビティの種類を選択肢から選ぶ。それぞれの説明はScrum Education Unitsのページに記載されています。一番近いものを選べばOKのようです。
登録例:イベントRegional Scrum Gathering Tokyo 2020に参加
以上で登録完了です。
スクラムフェス大阪2020の前日、今、あえてのスクラムフェス大阪2019 #scrumosaka
スクラムフェス大阪2020は、6/26(金)と6/27(土)にオンライン開催されます!
約20の並行トラック!わけがわかりませんが凄い
www.scrumosaka.org
もう明日です。はやい。
明日から開催ですが、フェスもう始まっている。
フェス(お祭り)は、始まるまでも楽しいですよね。
チケットは6/26の15時までみたいです。6/27(土)まで買えるように延長されたそうです。
スクラムフェス大阪オンラインはいよいよ明日、明後日開催です。チケット販売は、明日6/26(金)15時までですのでお早めにお買い求めください。すでにチケット購入済の方は、早めに会場サーバーにログインされることをお勧めします!(購入時のメールを確認ください)#scrumosaka https://t.co/A6dJY0W52M
— Scrum Fest Osaka 実行委員会 (@scrumosaka) 2020年6月25日
基調講演はmiholovesqさんの「今あえてのスクラム」
miholovesq.hatenablog.com
ここからは2019年のスクラムフェス大阪※去年のことです!
書いてて途中でバテた。2日目はあとで書くー
— こばせ🥴 (@kobase555) 2019年2月23日
まだ、2019年の初回のスクラムフェス大阪の2日目の講演メモを私は書いていない。
すみません!ずっと書けてなかったんです。
ほとんど忘れかけてるけど、思い出しながら書く。
言い訳。
スライドまとめの作成と1日目の感想で力尽きて、2日目を書けなかった。
2日目の夜に1日目の講演メモ書いたのは作戦失敗だった。
kobase16.hatenablog.com
kobase16.hatenablog.com
Keynote
基調公演まにあった!
— FUJII Yoshitaka (@yoshiyoshifujii) 2019年2月23日
#scrumosaka pic.twitter.com/vdwJja0FS0
基調講演ではない。基調"公演"
つまり、LIVE!!
元気をくれるTAKAKING22さんと勇気をくれるkyon_mmさん
with ピアノ生演奏 neno_n0さん
A-RI-DU-KA
ピアノ生演奏があるカンファレンスなんてある?
発表内容とリンクした時は、自然と涙腺にきました。
ライブでした。感動した!
円盤化はまだですか
開始前のkyon_mmさんのツイート
もしよければ今日のキーノートで参加者のみなさんにお願いしたいことが。。。
— きょん@アジャイルコーチ、システムアーキテクト (@kyon_mm) 2019年2月23日
「感情をすなおに表現してほしい」
つまらなかったら会場を退出してもいいし、感嘆の声をもらしてもいいし、スタンディングオーベーションでもいいし、どこか付箋にはっていくでもいいし。#scrumosaka
ピアノすごかった!
#scrumosaka 2日目基調「公」演、ピアノ弾いてましたnenoです。宣伝です。普段はアマチュアバンドでゲーム音楽(東方Project)をジャズにして自主制作CDを作ったりしてます。今日CD持ってくるの忘れちゃったのですが、こちら @accord_on_codes どうぞ見てみてください。 https://t.co/HkwHP6z0hY
— ねの 3/22新譜リリース (@neno_n0) 2019年2月23日
TAKAKING22さん:元気担当
入場からすごい
ハイタッチイン!#scrumosaka pic.twitter.com/RHpL7YSqSU
— えすさん🌵 (@esu8536) 2019年2月23日
- こうなってしまいがち
明日から頑張ろうと思う
— こばせ🥴 (@kobase555) 2019年2月23日
↓
いざ現場に戻ったらうまくいかない
↓
あの人たちはできるからすごいんだ
#scrumosaka
- 普段話していないことを話す基調公演にしたい
- スクラムフェス大阪に最&高のタンポポを添える
- 日本最高のモブチームができるまでの話
- 自ら破壊したカンバンの図
- 1人カンバンをこっそりやってだんだんチームに広げていった
- 全部がうまくいっているわけでなく、同時に抱えている葛藤もあった
- 事業が成功していないのに、(開発だけで)アジャイルと言っていいのかな?
- 同じ想いを持ったチーム
- できないことがある時に、できるようになるしかない。できるだけ速く
- Fail Fast. 素早く失敗(がくしゅう)
- 前のめりに失敗
- チームで一緒に失敗する
- 隣の人がどう学んでいるかを経験することがない
- モブプロだと、他の人の学び方を知れる
学習のきっかけ
— かーく (@kirk3110) 2019年2月23日
・生存不安(このままだと死ぬかも)を上げる
・学習不安(新しいこと、失敗することへの不安)を下げる#scrumosaka
- ForecastとBackCastはどちらも必要なアプローチ
- フラクタルが必要
- 「成功するチーム」よりも「失敗するチーム」
- 失敗(がくしゅう)自体を計画に入れる
- 「強いチーム」よりも「受身がうまいチーム」
- だからプロレスって最高なんですよ
- Learning Session
- 毎日やってる。これがまさに、失敗を計画に入れる
- 雑談
- 急に雑談がはじまって、未来の話をたくさんする
- ぼくらのチームはモブプロしているので、やったことを共有することに意味がない
- よく飛び交う言葉
- 「失敗に成功してしまった」
- 「学びしかないわー」
- 言葉って大事。思ってなくても本当になる
- ポジティブな形にメンタルモデルが変化して行く
- 言葉って大事。思ってなくても本当になる
「今日も学んでしまったわ〜(どや顔)」もやる。何からでも学びを絞り出すような感じ。 #scrumosaka
— さとりゅう 🌸 たつや学院 (@sato_ryu) 2019年2月23日
- 重大なフラグ
- 「元気」ってなんなん?
- 半袖だから?
- 「『元気』って言われたんですけど、何が元気なんですか?」と言う謎の相談を師匠にした
- 行動を続けるってところにヒントがあるかも
- 行動を楽しめればループはまわる
- Enjoy
- 「楽しいかどうかじゃない、楽しむんだ」
- 「楽しい」かどうかを批評したいわけではなく、主体的な活動をしたい
- 楽しむことに関しては誰にも負けない
- 「楽しむことができるとなんでもできる」
- アンパンマンは誰なのか
- 『アンパンマンは君さ』
- 言い訳するのはやめて、主体的に行動するためには楽しむこと
もし自信をなくして
くじけそうになったら
いいことだけ いいことだけ
思い出せ
kyon_mmさん:勇気担当
入場曲はTank!
「どういうなんちゃってアジャイルかというと、残業がすごかった。2日働いて1日寝るとか。しかも自分たちでそれをやっていた」 #scrumosaka
— YASUI Tsutomu (@yattom) 2019年2月23日
- 不確実性バー(の図)
- アジャイル開発って楽しそうなイメージがある
- でも、本当につらくて
- 「本当にアジャイル開発なの?」って思ってた
- 「こんな運命なんて変えてやる」
- でも、本当につらくて
- 「あなたのチームはなぜあるのか?」「何故その形なのか?」を隣の人と話してみてください
- (チームの仲間に)才能はあるけど、才能を活かしきれてない
- 「開花させたい」と思った
- 理想を考えたことがなかった
- ただ、みんな知識はあった
- 知識を使うのを諦めていた
- KPTやって、Keepが出ない
- 「うちでやっても意味がない」と諦めていた
- チームに「諦め」の蔓延があった
「勝手に諦めている。うちでは意味ないよ、無理だから、誰か一人でも諦めたらみんなが諦める。諦めの蔓延」たぶん、その時点では自分たちが諦めてるという自覚すらなかったのではないかなあ #scrumosaka
— YASUI Tsutomu (@yattom) 2019年2月23日
- 文献上で大事だって言われていることからはじめた
- スプリントレビューをやって「よくない」のはわかった
- でも、1週間で(よくないことが)わかるのすごくない?前より全然いいよね
- やりたいのは僕で、やってないのも僕
- やらないと後悔する
- ここでPV(動画を見つけられなかったので、ちょっと違うかもだけどRSGT2019の予告動画を貼っておきます)
超個体
— こばせ🥴 (@kobase555) 2019年2月23日
人間をやめる
未完成フラクタル
15minスプリント
KPT as ART
ぐんたいアリ
#scrumosaka
- 今のチームでは、考えていることはバラバラ。無理に目標を統一しようとすると「音楽性の違いでチーム解散」になってしまう
- やろうと決めたことを100回中98回できない
- だから、仕組み化する
- ひたすらやりたいことを繰り返した
不得意なことが多い
— tkobayashi03 (@tkobayashi03) 2019年2月23日
それが当たり前だと受け入れる
愚直に繰り返し"本当の問題"が何かを見つける#scrumosaka
- KPTのPを無理矢理解決しようとすると、不幸になるので
- ひたすら耐える
- 自分が変わると、世界はそれを受け入れてくれる
- 笑っていられる場であり続ける
「解決しないまま続けるのはツラいだからこそ楽しく」
— tkobayashi03 (@tkobayashi03) 2019年2月23日
「運命が変わったんじゃない
僕が変わったんだ」
熱い#scrumosaka
「ぼくから基盤チームへ、基盤チームからみなさんへ」 #scrumosaka
— YASUI Tsutomu (@yattom) 2019年2月23日
- The Day of LIVE
だいじなものを忘れて
べそかきそうになったら
好きな人と好きな人と
手をつなごうそうさ僕と君をつなぐ
虹の橋を渡れ
メイキング映像からのアンコール
Tシャツで登場
キーノートセッションのタイトルを参加者が考えるスタイル。面白い🎵 #scrumosaka pic.twitter.com/YoElZK5WaM
— かわべ たくや (@kawakawa) 2019年2月23日
『自分が変わる』
Fin.
午後(後半)は関西セッション
ブログを書くタイムボックスに入れるため、ここからはさらっと書く。
会社組織を丸ごと心理的安全漬けにする方法
- 唯一の招待セッション
- 真ん中に安心・安全
#scrumosaka #scrumosaka_a pic.twitter.com/koLMsoCFy2
— 堀江優仁/yuji horie/ゆーじ (@Yuwji) 2019年2月23日
- 上の人の地位を下げよう
#scrumosaka #scrumosaka_a pic.twitter.com/zsr6FSJyIt
— 堀江優仁/yuji horie/ゆーじ (@Yuwji) 2019年2月23日
- さいごのさいごに
- あなたが見たい世界の「変化」に、あなた自身がなりなさい。
- 「見られたい自分と見せられる自分が違う」と思ってると、ギャップで身動き取れなくなる
スクラムチームは改善する問題を正しく選んでいますか?
www.ryuzee.com
真の「説教」
#scrumosaka #scrumosaka_a #説教 pic.twitter.com/U5oLBZjaa0
— ねの 3/22新譜リリース (@neno_n0) 2019年2月23日
- 成果を出したチームにほかのことをやらせても成功するが、ダメPMだと何をやらせても失敗する
- 結論=心理的安全性はだいじ
- プロダクトの提供主体は短絡的に言うと儲けないといけな
- 社会的意義や存在価値もやっぱり必要だが、存続のためには稼がないといけない
- 「もうかりまっか?」
- 儲かってるといろんなサイクルがまわる
- (受託開発は契約した時点でお金が発生して、あとはコストを抑えるだけなの今日の話からは除外)
- みんな、始めるときは「俺は大丈夫だ」と言う
- 最大の問題はニーズがないものを作っていること
- 新しいものは失敗する前提で考えたほうがいい
- 一発一中にはならないので、いろんな評価をする
- を繰り返す
- ダメだったら先にやめたほうがいい
「そんなのスクラム以前の話ですよ」 #scrumosaka #scrumosaka_a
— Miho🍺Nagase (@miholovesq) 2019年2月23日
「問題が発覚したらわざわざスプリントの最後の振り返りまで待たなくていい、今問題だと思ってるなら今直せ」 #scrumosaka
— かーく (@kirk3110) 2019年2月23日
- 「あなた考える人、私たち作る人という構造」がよくない
- POも含めたスクラムチーム全体で改善する
プロダクトマネージャーは、エンジニアリングマネージャーになれるのか
www.slideshare.net
- プロダクトマネージャーやエンジニアリングマネージャーは少ない
- この2点に対して、責任を負う。
- 使ってくれている人は、何を感じてくれるのか
- 提供しようと思っている事業主は、どうなると嬉しいのか
- 責任を負う=「誰のためになんのためにつくるのか」を周りに説明して、解決に向けて周りの協力を求める。なんどもなんども話し合う。
- 「相手の立場に立って考えらえるか」がだいじ
- 自分の言葉で説明し、共感と「協力を得る」
- 組織、大事。
- 共通の想いをベースにして
- 組織にたいしてコミットメントを持つ=エンジニアリングマネージャー
- 責任を持つ=プロダクトマネージャー
- 『上長から質問されると「つっこまれているから間違っているかもしれない」と思ってしまう』
- 「あんまりメンバーをマネジメントしすぎない」
www.slideshare.net
- プロダクトに責任を持つ、組織に責任を持つ。の両輪。
- 兼任しようと思えばできるがとってもしんどい
- 「今、自分どっちだったけ?」になる
- 両方の醍醐味を得られるのは大きい。両方のハッピーが得られる。
- 作り上げたものが発展することでみんながハッピーに
スクラムフレームワークを使用する具体的な方法。僕の場合。
bufferings.hatenablog.com
bufferings.hatenablog.com
これ読んで!!
しーばさんの話は昨日の @miholovesq
— TAKAKING22 (@TAKAKING22) 2019年2月23日
のセッションとつながっててステキ#scrumosaka
- スクラムガイドには、具体的な方法については書いてない
- 見積は、どうせ当たらないんで、「適当で」やってます
- 進んでいるけど、ゴールにはたどり着かない。
- 毎回リリースするわけじゃないので、スプリントゴール。重要。
- 突発対応は、安定して突然やってくる
- 「次こそはないはず」とみんな言うけど、毎回来るよ
- だから、最初から入れておく
- 今日話したことって、(支援した現場やチームに)どれくらい根付いていると思う?
- 2割くらい
- 「2割も残ってる!!これ、すごくないですか?」
- 形骸化しちゃったり心が折れそうになる時があるけど、そういう方向に目を向けるんじゃなくて
- 「何がみんなの中に染み込んでいるか。ちょっとでもなんか残ってるんじゃないか」に目を向けるといいんじゃないかなと思う
- 来年に向けてプロポーザルを考えましょう
— こばせ🥴 (@kobase555) 2019年2月23日
クロージング
たぐちさん「元気と勇気を持ち帰ってほしい」
そして2020へ...
2019の基調公演コンビは、2020も何かやってくれるようです。期待。
- TAKAKING22さんのいるチーム『Silver Bullet Club』
- kyon_mmさんのいるチーム『47機関』
その他にもタイムテーブルが凄いことになっています
https://www.scrumosaka.org/timetable
Scrum Fest Osaka 2020 - Program Schedule | ConfEngine - Conference Platform
スクラムフェス大阪は、今年も伝説を残してくれるでしょう。
最後にひとつだけ。
アジャイルとかスクラムとか
「できあがってるコミュニティ」に、入っていくの気持ち的に難しいよね。
その境界線を踏み越えることがなかなかできない。
でも...
あと気持ちはわかるけれど、「できあがったコミュニティ」などない(ここからここまではコミュニティですって考えてる人はいない)ので、自分に見えてるだけかも。
— TAKAKING22 (@TAKAKING22) 2019年2月23日
相手に求めるのはつらいので、ジブメセで考えると自分の目に見えてる線を踏み越えるか踏み越えないかだけですよね。
その一歩を踏み出せると、楽しそうですよね。
元気と勇気。
やりたいのは私で、やらないのも私。
楽しいかじゃなくて、楽しむんだ。
いよいよ、スクラムフェス大阪2020ですね。
みんなで楽しみましょー。
技術的負債のメモ
メモ。
「技術的負債」については、そのテーマでまるまる一冊書かれた本あるのでオススメです。https://t.co/pIuTe79LrB
— :craftsman/kawasima (@kawasima) 2020年6月23日
- 「後できれいに書き直すつもりなら雑なコード」ではなく「たとえ理解が不完全だとしても、目の前の問題に対する現時点での理解を反映するコードを書くこと」が、負債(Debt)のメタファーで言いたかったこと
- 「世界に関する正しい捉え方と自分たちが理解した姿と一致させ続ける」ことが開発スピードを維持するために必要。
- ただし「理解が不完全な状態」な状態で、急いで開発して学びを得ることを、ポジティブに負債(借入)と表現している。
- 負債は、「理解や知識が不完全な状態」であって、古い技術基盤や雑なコードではない。
- 理解が不完全でも、コードに反映されているべき。
- Ward氏は、金融系のソフトウェア開発をしていたらから「負債のメタファー」を使った
- 「もしも自分たちが書いているプログラム(WyCash)を、金融の世界に関する正しい捉え方だと自分たちが理解した姿と一致させることができなくなれば、自分たちは絶えずその不一致につまずき続けることになり、開発スピードは遅くなっていくでしょう。それはまるで借金の利子を払い続けるかのようです」
マーチン・ファウラー氏の技術的負債
「Personal Improvement」はスクラムマスター自身のふりかえりに使えそう
RSGT2020でも紹介されていたScrum Allianceの「Personal Improvement」を使ってみました
Personal Improvementは、スクラムマスターのためのWebサービスです。
Scrum Allianceのメンバーなら(?)誰でも使えるようです。
内容は、38個の質問に、5択で答えるアンケート形式
- Strongly Agree
- Agree
- Neither Agree or Disagre
- Disagree
- Strongly Disagree
簡単にいうと、チェックリスト
複数の観点の「問い」です
それを元にスクラムマスターとして
自分自身の現在地点を確認したり、目標や方向性を考えたりして
「今後のアクションにどうつなげるか?」を考えると良さそうですね!
「チーム状態が~のようになっているか?」と問われることが多く、
「チームの状態」=「スクラムマスターの評価」のひとつ、であるんだろうなと思いました
ディスカッションのテーマとしても面白そうです。
英語であることに若干敷居を感じましたが、
質問は、基本的に一文です。
長い文章ではありませんので、英語が苦手でも辞書を片手に読めると思います。
でも、日本語版ほしい!
記録が残るため、定期的に使って、変化を見ることができます。
「Personal Improvement」はスクラムマスター自身のふりかえりに使えそうだーと思ったのでした